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70話
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入浴を終えたあと、悟さんは帰りが遅くなるらしく美雪さんと夜宵と僕の3人でご飯を食べた。
でも、学校での出来事があったからかほとんど食事が喉を通らず心配をさせてしまった。
風邪でも引いたのではと心配されたけど、疲れただけだからと言ってすぐ自分の部屋に戻った。
部屋に入った瞬間すぐベットに横になり頭から毛布をかぶる。
今日のことを思い出すとどうしても吐き気を覚えてしまう。
真空にされたことを思い出すたびに何もかもわからなくなった。
(真空は僕のことが嫌いなはずなのに。)
記憶の中の弟はいつだって僕を見下すように見ていた筈だ。
それなのに今日のあの目は。
そこまで考えてさらに気分が悪くなる。
なるべく考えないよう固く目を瞑るといつの間にか眠りについていた。
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