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大母「あら!雅也ちゃん。ちょっと待ってね?大呼んで来るわ〜」「大ッー!雅也ちゃん来たわよー!!」
「わかっとるって!」
「だ!…だ、大ちゃんおはよう」
「ぉお、おはよう」
二人のぎこちない挨拶。朝の登校は小学校から一緒だ。
お互い彼女がいても変えなかった。
「行こう!」
コクリ。雅也は頷いている。高校は大の家から2分くらいのところ駅で20分電車に揺られてその駅の近くにある。
いつもなら楽しそうに二人で話しているのに今日は人見知りが初対面の人と歩いているような感じだった。
「だ…大ちゃん?」
「ん?」
「あのメールって?本気で?」
「本気だよ?」
「ちょっと考えてもいい?。今日一日。明日には言うから」
「あぁ。返事期待しとるな!!」ニコッと笑う大。
「笑笑ありがと」
大は平気な顔をしていたが本当は平気ではなかったらしい。
「じゃあ、大ちゃんバイバイ!また帰りね!」二人はクラスが違う。雅也が2組。大が1組。
「おう!またな!」
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