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今日もいつもの時間に起きて、電車に乗り、学校へ向かう。
教室に着くといつも通り折が居て、僕に抱きつく。
折「おっはよー♡
遅いじゃん!翠」
僕「うっ(勢いが凄かった)
いつも通りなんだけど…」
折「そうだっけ??
ね!聞いて!いいこと起きた!」
折が今まで見たことないぐらいの満面の笑みで言う。
よっぽどいい事があったんだな…
僕「どした?」
折「より戻した!先輩と!!!」
その瞬間僕は折に抱きつき、頭をわしゃわしゃ撫でてやった。
僕「よかった…!
よかったね!折!」
折「翠…ありがと」
折が少し涙声で言うから顔を見なくても泣きそうなのがわかる。
自分のことのように嬉しい。
本当に良かった
僕「おふたりいつまでも仲良くね!」
折「翠〜好きぃ泣」
僕「浮気するな」
冗談っぽく言って折から体を離す。
もう一度頭を撫でてやると、気持ちよさそうに笑った。
なんか可愛くて弟みたいだ。
なんだかその日は朝から自分のことのように幸せな気持ちになって授業なんて頭に入ってこなかった。
ただただ、
羨ましかったんだ、折が_____
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