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好きな人11
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(好きな人かぁ……)
今日は折が反対方向の電車に乗る用があるらしく、一人で帰ることにした。
下を向いてそんなことを考えながら廊下を歩いていると
ドンッ
「わっ_________」
誰かの背中にぶつかってしまった。
僕「すすす、すみませ_________」
「あ、この前の!」
その人は_________
この間キーホルダーを拾ってくれた男の子だった。
?「てかさ、もうややこしいし自己紹介しない?(笑)」
僕「…確かに」
?「俺は池田 修斗(いけだ しゅうと)
一年。よろしくね」
これまた爽やかな笑顔で…っ
眩しい(何言ってんだ)
てか、下の名前修斗って…
名前まで修平に似てるなんて_______
僕「…よろしく。
僕は桜庭 翠。2年だよ」
修斗「えっ!?待って年上!?」
僕「まぁ、一応…」
修斗「嘘だろまじか
絶対同い年だと思ってましたすみません!!」
急に敬語になるわ頭下げられるわ、なんか調子狂う
僕「もういいよタメで(笑)
よく見た目幼いとは言われるし慣れたよ」
そう。そうなのだ。
僕は身長が170でそこまで高くないし、親の遺伝で目はクリクリの二重だわ、唇は薄めだわ、まつ毛は平均男性より長い(※自己判断)わで、昔からよく女の子に間違われた。
修斗「じゃあお言葉に甘えて…タメで。
今はなにしてんの?先輩」
僕「(先輩呼びかよ…)
いや帰ろうとしてたところだけど?」
修斗「奇遇じゃん!一緒に帰ろうよ」
_________は!?
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