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久々の再会2
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僕の最寄駅にも本屋はあるんだけど、この前修斗と別れた一つ前の隣町の本屋の方がいつも品揃えが良くて、わざとその本屋まで買いに行くほど僕は漫画に関しては良し悪しを考えない男なのである(??)
電車に揺られてウトウトしてしまう。
寝ちゃダメだ。
僕は一度寝てしまうとぐっすり眠り込んでしまうタイプだから今まで一度も電車で眠ったことがないのだ。
頑張って我慢して、やっとの思いで駅に着き降りる。
隣町はそこまで詳しくはないけど本屋の場所だけは大の得意だ。
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本屋に入る。
やっぱりこの静かな、落ち着く雰囲気が好きだ
こうやって本に囲まれて、自分が欲しい本を見つけれた時の宝探しみたいな感覚はいつになっても本当に好きだ。
(えーっと、少年漫画コーナーは…)
漫画コーナーは一番奥側にあるから分かりにくいけど相変わらず品揃えが良くて、新刊も分かりやすいから「さすが」という感じだ。
すると_________
「もーぉ、本なんて今度でいいじゃーん
早く帰ろ?しゅうっ」
" しゅう "
なんだろう、ここ最近「しゅう」ってつく名前をよく耳にする気がするんだけど…(笑)
可愛らしい女の子の声がしたと思うと、その声と足音はどんどんこっちのコーナーに近づいてるみたいだ。
「ねぇ聞いてる?」
一つ奥のコーナーから声がする。
彼氏(?)は何も答えないけどそれでいいのか…?
足音はまたこっちに近づいてきて、とうとう僕がいるコーナーに近づい_________
僕「_________あ」
その彼氏(?)の正体は、
僕「し、修平_________」
一年ぶりに会う、修平だった。
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