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教えて2
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また少し沈黙の時間が流れて、コップに入った氷のカラカラと言う音だけが聞こえる。
(ていうか僕、なんでこんなとこ来ちゃったんだろ)
何かを勘付かれたとしても、不利になるのは僕だ。
実は昔好きだったのは男で、さっき偶然会ったら新しい彼女とイチャイチャしてました_________
そんなこといくらなんでも言えない。
まず男が好きだったという事実を知らせたら…
絶対、変な目で見られて今まで通りじゃいられなくなる
今までに修平の事をカミングアウトできたのは折だけだし、絶対無理だ_________…
僕「…」
修斗「ねぇ、先輩?」
僕「な、なに?」
修斗「俺さ、先輩が好きなんだよね」
僕「………え!?」
ボンっと顔が赤くなるのが自分でもわかった。
僕のことが、好き_________?
修斗「人として、ね。すごく好き」
僕「あ、なんだビックリした…」
まぁ恋愛感情じゃなくてホッとしたけど…
修斗「初めて会った時から笑顔が好きだなーって思って
だから泣いてるのは見たくない」
僕「泣いてなんかないよ」
修斗「泣いてたでしょ。
分かんだってば、だからさ
教えてくれない?
何があったのか」
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