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いつも通りじゃないどころじゃない!3 side修斗
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先輩に屋上まで引っ張られて仕方なくついていく。
こんな状況なのに、二人で居られるのが嬉しい。
俺ほんと気持ち悪いな…
先輩
怒ってる。
背中からでもわかる、お前何言ってくれてんだよ感がすごい…
俺はいつのまにか先輩を本気で好きになっちゃってて、
修平さんに勝手に嫉妬して、人がたくさんいる駅であんなこと口走って先輩からしたらウザかったに決まってる。
屋上につくと、手をバッと離される。
なぜ、あんな場所であんなことを言ったんだと先輩に詰め寄られた。
たしかにそうだ。
先輩は別に修平さんを好きだなんて一言も言ってない。
俺が勝手に嫉妬して、先輩は修平さんが好きなんじゃないかって思い込んで言ってしまっただけだ。
先輩は鈍感だし、もし本当に修平さんが好きでも気づいては居ないだろうけど俺が勝手に決めつけることでもなかったし、今更ながら後悔してる。
なんか急にめちゃくちゃ申し訳なくなってきて、これ以上嫉妬で先輩に酷いことしたり言ったりするぐらいなら、少し距離を置こうと決めた。
だから、
最後にこれだけ許して_________
そんな思いで俺はまた勝手に、
先輩に思いをぶつけるようにキスをした。
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