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何年かぶりの2人きり3
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その後の修平の話をまとめるとこうだった。
[ この前、本屋で久しぶりに会った時一緒にいた女の子は彼女ではなくて、数ヶ月前に友達に誘われて乗り気じゃなかったけど合コンに行った時のうちの1人だったらしい。
それでその女の子が実はキャバ嬢をしており、特に若い男に人気だったらしく、その男たちと営業後も出かけたりしてなにかと理由をつけては男たちからお金をだまし取っていたらしい。それが男たちにバレ、時々追いかけられることもあったという。
その時、たまたま連絡先を交換していた修平をガードにするため、最近ストーカーが酷いと嘘をつき相談を聞いてもらうために側にいてほしいとお願いしてきたらしい。
修平も断りきれず、彼女を守るという意味で側にいたがある日急に知らない男たちに名前を聞かれ「金を返せ」と言われ暴行にあったらしい。 ]
修平「ま、その女を無視すればよかったんだけど
ストーカーが怖い怖いってしつけぇからさ」
僕「そ、それでどうなったの?」
修平「その女があの男たちから奪い取った金の額が
まあまあでけぇらしくてな、それの保証人に
俺の名前を出してたらしいんだよ」
僕「え!?」
修平は鼻でハッと笑うように吐き出した。
それで、何も関係ないのにあの男たちに保証人だと思い込まれて殴られていたのか____
修平「それをな、しかも女本人からじゃなく
あの男たちの口から聞いたからな。
ま、なんともアホな話だわ。俺もあの女も」
僕は何も言えず、黙り込んだ。
そういう訳があったのか。
僕「それで、その女の子は____」
修平「この前翠と会った時を最後に逃げやがった」
僕「!!」
どこまで自分勝手な女なんだ
修平のことをここまで傷つけて、逃げるなんて
そうは思ったけど、それを自分が言ってしまうのは何か違うと思いまた俯いた。
修平「ま、そんなに考え込むなよ
俺もやられっぱなしは嫌だから」
修平の手で髪の毛をくしゃっとされた。
ドキン
な、なんだ今の
ドキンって
僕「あ、ああ」
本当になんなんだよ
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