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story38※【R18】
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「はい。足開いて、力抜いて」
『ちょ、ちょっと待った!なにして...』
「え?分かるだろ?セックス、しようかなって」
『いやいやいやいや、もういいだろ!』
「あ〜、うるさいなぁ、そんなこと言ってられるのも今のうちだよ」
そう言うと、クリームを少し多めに取り、俺の後ろに指を入れてくる。
前にヤッたし、痛くはないが...。気持ちくも...。
「痛い?」
『っ、痛くは...ねぇ。で、でも抜い...』
「ちょっとまって、今探してるから。ん〜、あっ、あった」
『あったってなに...がっ!?』
ビリッとした感覚に襲われ、次第にそれが快楽だと気づく。
もしや前に黒木が言っていた前立腺...?
「合ってたみたいだなぁ、じゃあ解すから力抜いてて」
『なっ!?ま、待て!あっ!んっ、んぅ...』
我慢できずに声が出てしまい、咄嗟に口を手で塞ぐ。
しかしそんな行為は黒木が俺の両腕を後ろで抑えた事によって意味をなくした。
『んっ、あ、ああ、ん...』
「珂神ってヤってる時は可愛い声出すよな」
『う、うっせ...。男、だろ。可愛、くねぇしっ』
「可愛いよ。珂神はずっとね。じゃあ指増やすよ」
その時に既に俺は、理性がほぼ無くなっていた。
ただただ快楽だけを求めるように、身体が疼いて仕方がない。
解す指が、次第に2本...3本...と増えていく。
なのに全然痛みなんてものはなく、寧ろ嘘みたいに気持ちいい。
「珂神、声すごい大きくなってるよ。我慢できないの?」
『んっ!ああっ、ふっ、ん、あっ!』
「出来ないみたいだね...。やっぱり素質があったのかな?」
『んあっ!そ、しつ...?んぅ...』
黒木が何か話しているが、何を言っているのか分からなかった。
気持ちよくて、他のことなど考えたくなくて、いつの間にかコイツなんかに身を委ねてしまって...。
どの感情からか分からないが、涙が溢れた。
「よし、これくらいでいいかな。珂神、大丈夫?」
『んっ...?』
「あっちゃ〜、涙で顔ぐちゃぐちゃ。やりすぎたかな」
『あっ...。く、ろき?』
「ん?なに...んっ!?」
自分が何をしているのか、分からなかった。
黒木に、自らキスをしたのだから。
「んっ、ちょ、珂神...っはぁ!な、なに?」
『くろ、き...辛い。苦し...。助けてぇ』
「、、、、、、」
多分本能的にとった行動なのだろう。
黒木の袖を引っ張り、涙ぐんだ目で、しかも上目遣いでそういう自分なんて想像もしたくないものだ。
「...珂神。誘ってる?」
『ふぇ?ん、さ、誘っ?』
「いや、うん。無意識だよなぁ、知ってるけど...」
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