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10年前 3
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「雫君、今日はね雫君にお願いがあって来てもらったんだ。」
「お願い?」
「うん、僕はねまどか、雫君のお母さんの事が好きだから家族になりたいって思ってるんだ、お母さんもね僕の事を好きだって言ってくれてる、だから雫君のお母さんと僕の結婚を許してほしんだ。わかる?」
おじちゃんの言った事を僕は小さな頭で考えた。
おじちゃんはお母さんが好き、お母さんもおじちゃんが好き、だから結婚するって事かな?
結婚っていうのがよく分からない。
「結婚するとどうなるの?」
「うん、結婚するとね僕は雫君のお父さんになって雫君は僕のこどもになるんだよ。」
「じゃ、お兄ちゃん達は?」
「お兄ちゃん達は僕の子どもだから雫君のお兄ちゃんになるんだよ。」
おじちゃんの言った事をゆっくり考えた僕は嬉しくなった。
「じゃ、僕にはお母さんがいて、おじちゃんとお母さんが結婚したら、お父さんとお兄ちゃんができるの?」
子どもの僕におじちゃんは頷いてくれた。
「じゃ、おじちゃんと一緒に住めるの?!」
もう一度おじちゃんが頷いてくれた。
「やったー!!おじちゃん、僕のお父さんになって!!」
そうして、僕にはお父さんとお兄ちゃんが出来た。
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