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司が行った後、久しぶりに見るテレビに
釘付けになっていた。
特に、今再放送で連続して放送されている
恋愛ドラマが面白くて夢中だった。
パッと時間を見ればもう12時で
お昼を食べなきゃなと司が作ってくれたご飯を
電子レンジに入れて温める。
司がいないのは寂しいけれど
恋愛ドラマを見て感動して泣いている姿は
恥ずかしくて見られたくなかったので少しほっとする。
そしてご飯が温まったのか電子レンジが鳴り
ご飯を取って椅子に座る。
「お昼は…カレーだぁ!!」
カレーはお母さんの得意料理だったから
よく家に出てきて食べていた事を思い出す。
お母さんのカレーは本当に美味しくて大好きだった。
「いただきます。」
そう言って手を合わせてから
司のカレーを一口食べれば、驚くくらい
美味しくてすぐにお皿を空にしてしまった。
「ごちそうさまでした。」
なんだか食べたらお腹いっぱいなのと
お昼の日光が気持ちよくてソファでそのまま寝てしいそうだった。
だけど…その時僕のスマホから着信が鳴って、
司かな?と覗いて見れば…思わぬ人からの連絡で、
それは眠気は一気に飛んでしまうくらいだった。
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