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家族より大切なやつ
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なんか昔のこと思い出してたら気分がる…
ため息をつきながら下駄箱で靴を履き替えていると
律「しおーん!おはよぉー!」
紫苑「のわってなんだよ~律かよおどかすなよね!」
«バシッ»
律「いっ叩くことないだろ!相変わらずひどいな~親友だろ?紫苑~今朝も置いてくし~酷くねぇ?」
紫苑「酷くない,俺は時間通り出た,お前が出るのが遅かったんだろ?」
律「そうだけど~待ってくれてもいいじゃん~!」
そんなのめんどくさいじゃないか…
あぁそうだったこいつは幼馴染の藤川 律(フジカワリツ)
身長177cm,髪は染めているから明るい茶髪,目は黒,チャラいバイ,趣味は遊ぶこと,友好的で誰とでも友達になる,
ちなみにゆうとこいつとは同じアパートの隣同士。いつもは一緒に行くがこいつが遅かったから置いていった。
律「今年も同じクラスだといいね~」
紫苑「そうだな,違うクラスだったらちょとしょげるわ…」
律「ハハハ,大丈夫でしょ?紫苑は人並みに友達作れるんだから」
こいつに言われると腹立つな…
ひとつ言い忘れていたけど俺は家族と縁を完全に切るため県外の高校へと飛び出した…。
俺はピアスを結構開けているから母はもちろん今の父も小さな妹に俺を見せるのを嫌がっていたからな…。
弟の方はかっこいい~とかめっちゃ褒めてくれたが…俺のピアスの開けた理由は自慢など出来るわけがなく逆にあまり知られたくないものだった…
律はそんな俺に「じゃあ一緒に遠くへ行こう!」と言ってくれた。
だから律も俺と一緒に地元を離れた。
律には感謝している。俺のピアスを開けた時も「俺もおそろい♪」って開けた。中学生の時に開けたから2人してセンセーに怒られたりもしたが俺が謝ると律は笑って「何で謝んの?俺が開けたかったから開けただけだし紫苑のせいじゃないよ?」そう言ってくれた。
紫苑「律,ありがとな」
律「何が?よくわかんないけどどういたしまして?」
こいつは家族より大切なやつ…
とぼけたんではなくほんとに訳の分からぽかったから
紫苑「ハッ俺やっぱお前のこと好きだわ~」
と言うと
律「なに?デレなの紫苑~可愛いんだけど~」
とか言いながら頭を撫でてきた。クソ~こーゆー時俺は高身長を恨む。
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..
律「あっあったよ~俺は2組だ!紫苑は?」
紫苑「俺…7組だ…」
律「あちゃー離れたね~合同とかもないじゃ~ん,仕方ないね~ってそんなうるうるした顔で見てこないでよ!クラス替えは俺のせいじゃないんだから!」
紫苑「(๑o̴̶̷᷄□o̴̶̷̥᷅๑ )ウーだってよ~寂しいじゃんか~」
律「ハイハイヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙寂しいけど頑張って,大丈夫だってすぐに友達できるって~休み時間は飛んで行くからね?」
無理だ…
俺は致命的に初対面の人とは話せない…
つまり人見知りだ…
律にギューッと抱きついていた無理無理言ってるとなんか周りが急いでトイレに行ったりしていた。そんなに我慢してたのか?
律「紫苑?約束…絶対なんかあったら飛んでいくよ…ね?」
紫苑「(๑o̴̶̷᷄□o̴̶̷̥᷅๑ )ウーやくそく?」
律「うん約束だって~ほんと紫苑って男らしい癖にめっちゃ泣き虫だよね~あっそうだじゃあピアス1つ交換しよ?約束の印として~ね?」
紫苑「(๑o̴̶̷᷄□o̴̶̷̥᷅๑ )ウー取って付けて~」
耳を向けて頼んだらふふって笑ってりょーかいって言ってくれた。
紫苑「っん…律…ふっぅ…こそばゆい」
律「もうちょい~よし付けた~」
紫苑「あんがと」
律と交換したピアスを触りながらふふんって言ったら笑われた。そして撫でられた…
俺は子供じゃないぞ…
紫苑「じゃまた後でな」
律「じゃあね~なんかあったら飛んでいくし授業が終わっても飛んでいくから~」
そう言って教室に向かった。
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