アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
黒
-
さて,目の前で顔を真っ赤にさせてる3人はどうすればいいものか…。
多分腰痛いで察したのだろう。
まぁどうせ俺ドア開けるとしあんなカッコだったしな。
狼「なあ紫苑,寝てていいからちょとだけついてきてくれねぇか?」
うっ…
なぜ困り眉でこっちを見る。
その顔に俺は弱いんだよ!
紫苑「…分かった」
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..
倉庫にて
あのあとバイクで移動だったため結局寝れなかった。
クソっ騙された!
10分チョイででついた倉庫はいかにもって感じだった。
紫苑「マジでこんなところ縄張りにしてんだ…」
吉良「こんなとこって」
港沿いの倉庫付近はなんと言うかタバコとか酒の臭いがする。タバコや酒などの臭いは正直苦手だ。嫌なことばっかり思い出す。
『あんたはいらない子なの!』
『娘に迷惑かけてまでお前は生きるのか!』
『いらない』『いらない』『いらない』
『こんな子産まなきゃ良かったのに…』
『役立たず』『何で生まれてきた』
『消えろ』『死ね』
あぁ黒い闇が俺を蝕んでく。
真っ暗で何も見えなくなる。
俺の醜くて黒い部分が顔を出す。
そして笑いながらおかえりと言いいつものあれを言うのだ…
━━━━━━━ミンナコロシテシマエ━━━━━━━
━━━━━━━ミンナシンデシマエ━━━━━━━━
律「…苑…紫苑!」
紫苑「ッッ」
律の声でこっちに戻ってきた時には俺たちは倉庫内にいて狼と咲夜と律はちょと離れたところで話をしていた。
律「大丈夫?また"黒"に行ってたでしょ?」
そっと手を繋いでくれる。
痛いくらいに繋がれた手が少し安心をくれた。
律は俺が飛んでる時見る世界を"黒"と呼ぶ。
暗い闇の中は真っ黒で光もないから…。
紫苑「ごめん,大丈夫だ,ちょとタバコやお酒の強い臭いは昔を連想させる…」
ズキリと足の裏と手首が傷んだような気がした。
狼「紫苑!」
咲夜「律~」
離れたところから3人がこっちを向き手招きをしてる。俺は黒に行ってきますと言う。
何もなくなった時に帰れるように…。
狼「紫苑,なんかあったか?」
眉を下げて優しい笑顔でそう聞いてくる。
俺は首を横に振りながら
紫苑「ううん,何もないちょとここってタバコとかお酒くさいな~って思ってただけ」
狼「やめさそうか…」
真顔でゆうもんだからとりあえず止めといた。
本気でやりかねない…
紫苑「で,なに?そろそろ教えてくれてもいいと思うけど俺がここに来た理由」
狼「それはこいつらにお前を紹介するためだ」
こいつらといいアコで指したのは四季彩のメンバー。
酒やタバコをしていた奴らがバッと立ちこっちに整列した。
律「うわ~すごいね~」
ボソッそんな律の声が聞こえた。
確かにすごい。顔が厳ついやつもいるから迫力が半端ない…。
吉良「顔は厳ついが中身は案外優しいやつばかりだから安心しろ」
安心つってもここでどうやって安心しろって言うんだよ…。安心もクソもねぇーよ。
紫苑「狼,俺帰りたい」
狼「まだ来たばっかだろうが…とりあえず2人とも自己紹介しろよな?」
めんどくさいっ
紫苑「桜木紫苑,高一,ここから一番近いマンションに住んでる,一人暮らし,寝るのが好きで面倒なことは嫌い,ピアス開けるのが趣味,以上」
律「藤川律,高校1年生で紫苑と同じマンションに住んでマース!紫苑と一緒ならどこでも楽しめるよ~紫苑と俺は親友以上恋人未満で家族以上の関係だよーん ( •ω•ฅ)ヨロシクネ~」
緩いな~
ものすごく緩いな~
律の言葉で黒が今は完全に消えてった。
あのあと狼が俺や律とどうゆう関係なのかメンバーのヤツらに説明して広まった時は俺と律を守れと命令していた。
そしてあれから1週間がたっていた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
11 / 24