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一目惚れ
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赤の死神目線
緑「おっと…あかんわ,こりゃ意識失っとる,どないするん?」
赤「かせ,俺たちの家に連れていく」
黄「マジで~俺は別にいいけどさぁ珍しいこともあるんだね~人を絶対に避けつけない赤の死神,血の死神と呼ばれるお前が人を助けるなんて~」
まぁ確かにな。
他人は信用出来ねぇ…けど
赤「お前らも感じたろ,こいつに」
青「あぁ,声を聞いた瞬間,姿を見た時からずっと…」
緑「そーいえばまだ顔みとらんかったな,この子ずっとフード目元まで被っとたし素顔見れへんかったからずっと気になっとたんよ!どれどれどんな顔して…」
フードを取って見えたのは一般人よりも遥かに整った色白のキレイな顔だった。
緑「めっちゃ美人やんけ…」
黄「わぁおーこれは予想外だね~」
赤「…綺麗だな」
青「あぁ…ん?ピアスの数多いな…舌にも唇にも空いてる」
確かに一般人にしては異常なほど付いている。
自傷行為か?
赤「気にはなるがとりあえず車をまわさせろ,あんまり俺らといるのを見られたらこいつが危険だ」
緑「りょーかい!ほな車取ってきますわ,おいお前も付いてこい!」
黄「えーメンドクサイ~いい加減に治してよその方向音痴~」
緑「うっさぃ!」
はぁ…
いつもの事ながらやかましいコンビだ。
赤「ん?おいそこに落ちてるスマホは…」
青「あ?…あっロックかかってねぇ……おい」
赤「なんだ」
青「これ…こいつのだ,しかもこのメール…」
そこには帰ってくるなと言う母親からのメールがあった。訳ありか…
赤「それは後で話そう…とりあえず来たみたいだ,帰ろう…」
青「あぁ…めんどくさい事になりそうだ」
まぁそうだな…。
確実に何かに巻き込まれる予感がするし。
でも仕方ねぇよ…。
なぜなら俺達はこいつに一目惚れしたんだからな…。
【一目見た時から運命を感じる奴がお前らの唯一無二の存在だ。絶対に逃がすなよ?】
あいつの言う通りになったのは癪だが俺達はきっとこいつを手放すことは出来なくなると確信がある。
さぁこれから先はどうなることか…
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