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④※微エロ
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俺の様子がおかしいのに気付いた化け物が、不思議そうに顔を覗き込んできた。
「どうした人間。顔が赤いぞ」
「うる、さい」
見られたくなくて、化け物から顔を背けるが、体の不調が治るはずもなかった。
「(なんだ、これ)」
こいつの触手が巻き付いている場所が、妙に熱い。ジークに触れられた時は、体が弛緩することはあっても、こんな風になったことはない。まだ湯には入ってないから、湯あたりではないだろうし。
「っ!」
ずるりと触手が動く度に、体が痺れたかのように、痙攣する。変な声が出そうで、慌てて手で口を覆ったが、息はどんどんと上がるし、熱は体中を支配するかのように、広がっていく。
「ん? これは」
「んぁ!」
びくりと体が跳ね上がった。下を見ると、奴の触手が、俺の息子に絡みついていた。しかも、いつの間にか勃ってる。嘘だろおい!
「ここの体液は透明なのも美味と聞いていたが、確かに美味しい。文献通りだ。白いのは、揉めば先端から出るんだったな」
「う、動かす、なぁ!」
扱く様に触手を動かされ、思わず悲鳴に近い叫び声が俺の口から飛び出した。自分でやるよりも数十倍良い。なんだこれ。
「あ、……ぁあ!」
ビクンと盛大に体が跳ねて、弛緩する。
「はぁはぁ……」
化け物相手に射精してしまった。ちなみに精液は、先っぽに食らいついていた触手に全部飲まれた。最悪だ。
「甘くて、苦い……。独特だが、味わった事がない味だ。しかし、今まで味わったものの中で、一番美味いな。また味合わせてくれ」
「ふ、ざけ……」
荒い息のまま、睨むが、きっとさっきよりも威力はないだろう。せめてこいつから離れようと、体を動かそうとした。が、全く力が入らない。くそ、弛緩効力はこいつの体液にもあるのかよ。
「動けないのか」
このまま放置されても困るので、素直に頷いたら、シャワーで汗を流され、一緒に風呂へ入る羽目になった。いい加減触手を離して欲しかったが、ここで本当に離されたら、確実に溺れるので、大人しくしてることにした。
「服は、これでいいな」
先ほど買ってきたであろう、服を着せられる。サイズはぴったり。さすが変態飼育員を雇っている店だけある。
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