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「この問題はXを……」
「なるほど、わかった」
「すごい、もう解けたの?公式もちゃんと覚えてるし、茜くんて見た目によらず頭良いよね」
「あー……よく言われる。 バカっぽいのに賢いねって。 まぁそう言ってくる奴らをテストでいい順位取ってギャフンと言わせるのが堪らなく快感なんだよね」
「くくっ、性格わっるい」
くくくっ、と笑って俺の頭をワシャワシャと撫で回してくる。この先生の笑顔すごく好き。優しくて、普段はかっこいいんだけど、可愛く見える。
でもきっと俺だけの力じゃここまで頭良くなってなかったと思うし、勉強頑張ろうって思わなかったんだろうな。
先生の教え方が上手いからいい点数が取れる。
先生に会えるから勉強頑張ろうって思えるんだ。
「先生のお陰だよ」
「じゃあ日頃の感謝を込めて勉強終わりにサービスよろしくね」
「? わかった」
意味が全く理解できん。勉強終わりのサービスってなんだ? お茶入れろとか?肩こったからマッサージしろとか?
とりあえず先生の役に立つのならやるか。
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