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1始まり
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俺、田中翔太は平凡だ。
多分普通に勉強して、大学に進学して、就職して、恋愛して、結婚して、子供2人と愛犬と4人で幸せな暮らしをする
それがつまらないとは思わない、最高ではないか
今日もまだ眠たいと瞼が閉じそうになるのを、指で擦りながら高校までの道を歩く
「翔太ーおはよ!」
太陽に負けないんじゃないか、と思うくらい眩しい笑顔でこっちに向かってくるのは、親友の五十嵐亮介
今日も黄色いオーラを感じる・・・。
亮介は染めてはないが、少し茶色がかった髪に、細いが筋肉がついており、所謂爽やかイケメンだ。バスケ部に入部しているため、放課後はあんまり遊ばないけど一番一緒いる気がする
「亮介は今日も元気だな」
「なんだよそれ、低血糖かぁ」
「いや朝からケーキ食べたから違うね」
「ほんっと翔太は甘党だね」
なんて亮介は眉を歪めて言ってると
「きゃー!今日もかっこいい!」
「朝から会えるなんてラッキー!!」
と、黄色いゴツい声が聞こえる
なぜ黄色いのにゴツいのかは
ここが男子校だからである
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