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10写真部
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「そういや翔太、部活決めたの?」
食堂から教室へ帰っている際に、亮介に質問されはっとする
「え?部活は俺入るつもりないけど。」
「この学校全員なにか部活入る決まりなの知らねーの?」
「嘘!知らない!」
そんなこと入学の時に言ってたか?!緊張で先生の話聞いてなかった!
「確か5月までだ。」
「5月って今週で終わるけど!」
「じゃあ今週までだな。バスケ部入れば良いのに!」
亮介が笑顔で肩に腕を乗せてくるが、運動部に入ったところでずっとベンチに決まっている
「体育の成績ずっと3だったし、徒競走だと決まって中間の順位しか取ったことない。」
「まぁ見るからに運動神経良さそうには見えないもんな。けど、運動神経悪くてもバスケが好きなら大丈夫!」
「なに失礼なことナチュラルに言ってんだよ。バスケかぁ、考えたこともないけど、好きでも嫌いでもないかな。けど運動部無理。文化部でいいや。」
「文化部だと、吹奏楽、美術部、写真部、演劇部だっけな?それくらいしかないような気がする。」
その4つの中かぁ。うわぁどれも興味ない
「うーん。それは悩むな。」
「まぁ見学してみて決めたら良いじゃん。きっと翔太に合う部活が見つかるはずだって。」
運動もできるわけでもないし、美術的なセンスも俺にはない。そして興味も全くない
けどまぁ、これをきっかけに見つけるっていうのも良いかもしれないな
それにだ!部活って友達作るチャンスじゃないか!そこから生まれる熱い友情。なんか楽しみになってきたぞ!さっそく今日の放課後、見学に行こう!
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