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HRも終わり、担任である山ちゃんの所に行く。山ちゃんは年齢も20代後半で若いこともあり、友達みたいに生徒から慣れ親しまれてる。一部の生徒から特に人気らしい。
俺からしたら、全く男子校に先生も男なんて、嫌がらせでしかない
「山ちゃーん。俺部活入りたいんだけど、とりあえず文化部。どこがいいと思う?」
「田中・・部活は今月までには入部しないといけないのに、お前だけだぞ、入部してないのわ。しかもまだ決めてないのか。」
ジト目で俺を見てため息をつかれる
というか、みんなもう部活入ってんだ、知らなかった
「いやー、今日部活のこと聞いてさ。で!俺に合う部活どこだと思う?」
「そうだな、文化部なら写真部でどうだ?あの部活は詳しくは知らないが人気がない。だから俺も気になっている。」
なんだその理由は
「えー嫌だよ、得体の知れない人気ない部活なんて。」
「誰も知らない秘密に隠された部活。一回見学してこい。スパイみたいでかっこいいじゃないか。」
・・・スパイ。潜入調査ってことか。なんかかっこいいな
「よし!今日見学に行ってくる!」
「先生、お前がちょろすぎて心配になってくるよ。まぁ、写真部はここの校舎じゃなくて、別館2階の入り口から一番遠いとこにあるらしいから、行って来い。」
「ラジャー!」
山ちゃんからの説明を受けて、教室を出る。
写真かぁ、デジカメでしか撮ったことないや。やっぱり一眼レフの大きなカメラで撮るんだろうな。なんか楽しそう!!
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