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「ただいまー。」
これからよろしくと、言ってくる写真部から逃げるように部室を出て行き、ようやく家に帰り着いたが、家の中から反応がない。
玄関の靴を見ると、母さんの靴はなく多分仕事。優のであろうローファーと、もう一つ同じ大きさのローファーがあった。
優の友達か。今日は彼女じゃないんだ。
今日も疲れた、とりあえず睡魔がすごい。一旦ベッドで寝よう。
2階に上がり自分の部屋のベッドにダイブする。
はーーーこの瞬間の為に俺は生きている。
ああ、もうこのまま眠れる・・
いい感じに夢の中に入りそうになっていた時
「ゆう・・くん・・・あっ・・・はげし・いっ・・」
「ちょっと・・そんなやっ・・あっ!・・隣・・お兄さん帰って来たんじゃないっの・・・」
隣の優の部屋から甲高い声だけど、明らかに男の声が聞こえる。
あいつなにやってんだよ。
趣味が悪いと思うが、壁に耳をつけてみる
「そんなこと気にしないで。俺だけを見て。・・ねぇ、気持ちいい?」
「・・・うん・・はっ・・きもちい・・!・・ゆうくん・・だいすきっ・・」
優の声も聞こえてきた。またギシギシとベッドの軋む音が聞こえる。
この声と物音で察する。
こいつらやってる!!!!
嘘だろ?!しかも俺のことをそんなことだと?!なんて失礼なやつだ!!お前は実の兄に最中の声や、音を聞かれてもいいのかよ!
そしてまさか優が男にも手を出してるだなんて・・・。人間タラシであるとは前から思っていたが、気持ちよければ女でも男でも良いのかよ。
あーもう!隣でこんなことしやがって眠れねーよ!!
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