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「俺は言ったぞーーー!!」
「ヘタレな翔太にしてはよくやった。頑張ったよーしよし。」
次の日、亮介に昨日のことを報告し、頭を撫でられる
「で、なんの部活に入んの?」
「いや、それは決めてない。」
「あと2日だぞ、どうすんだよ。もうさ、バスケ部入りなって。そしたらいつでも翔太のこと監視できるしさ。」
監視ってなんだよ。俺は亮介のペットかなにかと認識されてるのかよ
「バスケ部入っても足引っ張るだけだもんな。もう未来は見えているんだよ。」
「いいじゃん、ベンチで俺を応援しててくれよ。」
「俺がいなくても、毎日応援に来てくれるファンの子達がいるだろう。」
亮介はバスケ部のエースだから、毎日練習を見に来て応援してくれるファンの子がいる。男だけどな
「えー翔太がいい。」
「そういう事はファンの子に言ってやれ。」
俺なんかに甘い言葉を囁いても一銭の金にもならないし、誰も得しない
「田中君ちょっといいかな?」
しょうもない話をしていると突然声をかけられて、机に座ったまま声の方に頭をあげる
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