アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
29
-
急に手を離すから後ろの壁に寄りかかってしまう
「翔太って本当俺を怒らせる天才だね。というかわざと?」
「なんだよ!こないだも言ったけど、一緒にいて何か言われたくもないし、じゃあもう俺に関わるなって!」
「別に今誰もいないからいいでしょ。それに俺がいなくてもさっきみたいな事になってるじゃん」
「それは!・・・その」
「やっぱり翔太には俺がいないとダメなんだよ」
そう言って玲は俺の頬に手を当ててきた
本当に綺麗な顔だな。いやいや何考えてんだ、このまま流されてはダメだ
「やめろって、別に玲がいなくても大丈夫だから。」
腕を振り払い教室から出ようとした
「逃げんなよ」
振り払った手はすぐに掴まれる
もう怒ってるのがすごく伝わるから、これ以上何か言うのが怖い
「そうやって俺に怯えてる顔を愛しく思えるよ・・けどもう俺しか見ないでよ、話さないでよ。こんな格好も俺の前でしかしないでよ。高校入って他の奴と話すのは許してやってたのに、俺を避けるような露骨な態度してさ、俺がどんだけ傷付いてるかしらないよね?今まで散々甘やかしてやったのに」
「許してやってたって・・・なにその言い方」
俺のこと下に見過ぎだろう、なんで玲の許可がいるんだよ
「翔太は俺のだし、俺は翔太だけだよ。俺には翔太しかいらない、他の奴なんてどうでもいい。」
「俺は誰かのものじゃないし、俺は俺のものだ!」
「じゃあ何ですぐ誰かを誘うような事するんだよ。他の奴の性処理になるなんて絶対許せない」
そう言い玲は俺の顎を掴み、噛み付くようなキスをしてきた。手で体を離そうと必死に押してもびくともしない、どんだけ力あるんだよ
「もう・・・はっ・・・やっめ・・・」
息できないし、苦しい。そしてさっきからお腹に玲のものがあたってる、なんで!?玲だって俺を適当な性処理にしようとしてるじゃないか!!
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
29 / 134