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体育の授業も終わり昼休みになった
「あー疲れた」
「タイム測定?」
今日は天気も良いからみんなで屋上で食べることになり、亮介は寝っ転がって項垂れている。俺じゃあるまいし亮介が体育で疲れるなんて
「んな訳ないだろ、棗だよ」
ああ、そっちか。まぁ、あれだけ言い争いになれば疲れるだろな
「亮介って瀬乃棗と知り合いなの?」
久しぶりの登場である特徴のないのが特徴の吉澤は興味津々で身を乗り出している。
「あっいや!その棗じゃない!違うなつめ!」
急に慌てだす亮介、違うなつめってなんだよ
「なんだ、確かに亮介と瀬乃はタイプ全然違うし友達ぽくないよね」
「そうだよ!アイツと俺ってないない!!」
「スポーツマンとチャラ男だもんね、けど瀬乃もある意味スポーツマンではあるけど」
「だからあいつとは関わりたくないんだよ!」
急に雑な下ネタをブッ込んでくる吉澤に、声を荒げている亮介。もう完全に知り合いっていうのバレバレじゃないか?
「えっやっぱり知り合い?」
「いやっ!そんな噂を聞くから関わりたくないなーって・・・」
「あーなるほどね」
納得しちゃったよ、吉澤がバカでよかったな
「吉澤ーー!お前もこっち来いよー!」
昼ご飯を食べ終わってチャンバラをして遊んでいた奴らが、良いタイミングで吉澤を呼び出した
「おぉ、行くーー」
吉澤は亮介が棗君と知り合いじゃないと分かったら、興味を無くしてしまったらしくそっちに向かっていった
「ふーーー危なかった」
安心しきった様子の亮介だが、全然危なくなった。普通の人なら完全にアウトだよあれ。
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