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「ん?それってキス待ち?」
そう棗君が呟いたすぐ後に口に柔らかいものが触れた。いや・・絶対これって唇だよな?
そうすると舌が口にぬるっとこじ開け入ってきた
「んっ!!・・・っん!」
嘘だろ!両手で肩を押しているけどびくともしない!
片方の手首は掴まれて、もう片方の手は腰に回してくる
舌と舌が絡み合い、鳥肌が全身にたつ。抵抗しようと舌で押し出そうとしてもすぐに絡め取られ、唾液は飲み込めずに流れていく
「・・はぁっ!・・・ふうっ・・ぅはっ!」
息ができなくてぼおっとしてきた
抵抗する力もなくなって肩にあった手はだんだん下がっていき、胸元のシャツをぐしゃっと掴む
自分から漏れる声が気持ち悪すぎて耳を塞ぎたい・・息の仕方が全く分からない・・窒素する・・・キスで死ぬってギャグ漫画かよ・・
「・・・おっと!」
「・・・ぷはっ!!!・・はぁ・・はぁ!」
急に唇が離れて、腰と手首にあった手から解放された。その後に驚いた棗君の声が聞こえる。窒息しかけた俺は下を向きはぁはぁと息が上がり、ほんっとに死ぬかと思った!!
「お前何してんだよ!!」
声の方に視線を向けると、亮介が棗君の後ろ襟を掴んで引き離していた
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