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「何してるって・・見ての通りキス!」
「じゃねぇだろ!!何でっ!」
「味見してみただけだよー、結構良かったよ!息できなくて苦しそうにしてるウブさとか、最後の方とかしがみ付いてきたり!」
やめてくれーーーー!!!というか苦しそうって分かってたのにやめなかったのか?!
「お前は翔太から離れろ!」
そう言って亮介は棗君を片足で蹴りあげ、ソファから無理矢理床へ追い出した
「いったいなーもう」
「翔太大丈夫?」
「うっうん、なんとか・・」
生きてはいる。
「・・・っ!!」
亮介が俺の顔を除いた瞬間驚いた表情になった。えっなんか俺の顔についてる?!手を両頬に持っていくと熱を感じるのと、口元と目元が濡れていた。
最初は何でだろうと思ったけどすぐに分かった。口元は唾液が溢れたやつで、目元は苦しくて涙目になったやつだ。
こんなみっともない姿を見られるなんて恥ずかしい!急いで制服の裾で拭き取る
「棗!本当に今日殺す!!!」
「えーー別にいいじゃん、減るわけじゃないしさーそれより翔君」
棗君がソファの下に座ってるから、少し上目遣いで声をかけてくる
「なんですか・・・」
「気持ち良かった?翔君はヘッタクソだったけどそそるものがあったよ、俺が教えてあげるからその先もしてみようよー。俺多分そこらへんの奴より上手だし、信じられないくらいいかしてあげれるよ」
何を言っているんだこの人は!しかもヘッタクソって!
「結構です!!」
「えー俺はしたいなぁ。ちょっとハマっちゃったかも。だってキスだけで涙目になっちゃうなんて可愛いいよね」
「お前はそこら辺のヤリチンとやってろよ!」
亮介が棗君を睨らみ、明らかに不機嫌な顔をする
「ひっどー、なんかもうやりすぎて飽きちゃった。亮君以外は初めてなんだよね、拒否されるのなんて。逆に燃えてくるっていうかさ」
「燃えなくていい!冷めろ!」
「いやっもう無理だね、ハート撃ち抜かれちゃったから」
そう言った棗君はソファに座っている俺の腕を引っ張った
「・・・ぅわ!!」
バランスを崩した俺は棗君の座っている膝の上に収まる。これじゃあ正面から抱っこされてる子供見たいだ!はっ恥ずかしい!
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