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「・・・これ盗撮と盗聴、GPS追跡アプリ入ってんだけど、何?自分で入れたの?」
「はぁああ?!入れるわけないだろ!」
何でそんなものが俺のスマホに?!
「じゃあ誰かに入れらたんだろうね」
誰が好き好んで俺にストーカーみたいなアプリを入れるんだよ?!全く心当たりがない!
「ふーん、成る程ね。もうバレちゃったから程々にしといた方が良いですよ?流石にここまでしてたら嫌われるし、普通ひくだろ」
優は何を納得したのかスマホに向かって話しかけている。何も納得出来てない俺はあたふたする
「はい削除」
優は10個くらい入ってた謎のアプリを削除してくれて、スマホを俺に返す
「なんかよく分からないけど、ありがとう」
「隙ありすぎ、ほら早くアイス買ってきて」
「ぇえ!だってゲームしてもらってない!」
「それより大事な事を気づいてやったんだから感謝しなよ」
ぅう・・・それは否めない
「バニラでいいんだな?」
「御名答、流石兄」
こんな時だけ兄扱いしやがって!!ふん!
文句を言いながら家の近くにあるコンビニに渋々行くことにした。それにしても何で俺にあんなアプリが入ってたんだろう?
あっ!もしかして寝ぼけて自分で入れたとか?!だってそれしか考えつかない!
思い当たる節なんてないし、深く考えると怖いから思い込もう
その時の俺は何も考えていなかった。それが後に後悔する事になるなんて知らずに
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