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や、やくしょく…………
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「それでは、ほかの生徒会のメンバーを紹介しますね。」
真尋先輩がいるからとりあえずは安心かなー…
「櫻輝さん、きいてます??」
あ、やべ、
「あ、すいません、少しぼーっとしてしまいました」
苦笑い……
「っ…///だ、大丈夫ですよ、それでは、書記から紹介しますね。」
?先輩なんで赤面してるんだろ??
「はい、。あ、先輩!僕の役職って………」
「あ、すいません説明がまだでしたね。櫻輝さんは、"会長見習い"という役職について貰うことになります。会長と副会長にはそれぞれ次の候補がいて、もちろん副会長見習いもありますよ。今年はまだ決まっていませんが、そろそろ決めなくてはね。ね、会長?」
わぁ、そんなのあるんだ………
ん?会長見習い…?
「え、僕が会長見習い?!」
「はい。まぁ、当然と言えば当然ですよね。」
「いや、あの、ちょちょちょ、ちょっと待ってください!!」
「はい?」
「僕以外にもっと適任の人いるじゃないですか!!」
絶対忙しくてBLウォッチングできない!!
「貴方は自分の立場を理解していますか?」
「………え?」
「成績優秀、容姿端麗、家柄なんてこの学園で1番。しかも、…この学園はあなたのお父様が理事長。きちんと自分の立場を弁えてください。」
うっ…………
「はい………」
あー、…グッバイ僕の腐ライフ………
「ふっ、まあ1年間よろしく…な?」
海音さんがゾクリとするような笑を浮かべた。
……………………………あ
理解した時には全身から血の気が引いていくような、そんな感じがした。
「会長見習い…ということは、…会長と、……」
「はい、会長の補佐をやっていただきます。」
真尋先輩の最後の一言に僕はガーンと衝撃を受けたようだった。
「よ、よろしく…お願いします。会長……」
…………………………………
この時は、まさか自分がああなるとは思ってもいなかったんだ。
それは、少しあとのお話。
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