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さよなら。
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自分の部屋でひたすら泣いて、涙が枯れるまで泣いた。
『きっと、悠は僕のことはもう好きじゃないんだ。』
そう思った僕は、悠に早速メッセージをいれた。
『明日の朝7時30分、屋上で待ってるから。』
これで、…最後。
たった3ヶ月の、短い間の幸せ。
僕は君に復讐をするよ…………………………?
たとえ形だけの付き合いでも、これは僕の復讐のために利用する大切なキーなんだから。
大好きで、大切で、ずっと想いを伝えないでいようと思ってた相手。
その大好きな相手の心も僕と同じ気持ちで、それ以上に幸せなことなんてないと思っていた。
裏切られるなんてないと思ってた。
だって、悠も僕のことが好きだと言ってくれたから。
僕達は、幸せであると錯覚をしていただけだったのだろうか?
僕は悠に、
後悔させてやる。
絶対に。
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