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昨夜
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僕は悠に言った約束の時間の30分前、7時に屋上に着いていた。
これからすることを僕は頭の中で整理していた。
………………………………………
昨日、涙が枯れるまで泣いた僕はすぐに行動に移した。
「母さん!ちょっと友達と課題の星についてレポート書いてくるから、今日泊まってくるね!」
そう言い残して僕は、母さんが送りを付けると言い出す前に明日の荷物や財布の中身を確認して制服のまま家を出た。
少し歩いてから、タクシーを呼んでそれに乗り込む。
「お客様、どちらまででしょうか。」
「街中までとりあえず…」
「かしこまりました。」
タクシーは走り出して10分程で街中まで来た。
「ここら辺で結構です」
僕は料金を払って大きな通りの1本隣に向かった。
数分歩くとさっきの活気がある夜の街中と比べて、ネオンが光り輝いているが少し薄暗い気のするホテル街に変わった。
ホテル街の中心部のちょっとした落ち合う場所で僕は計画通り進めることになる。
「ねえねえ、君1人?よかったら、一緒にどう?」
たったものの数分。すぐに声をかけられる。
「ふふ、いいですよ?」
僕は声を掛けてくれた人の方に目を向けた。
顔はそこそこ…、ってとこかな。
そうして僕は誘いを受け夜の街に飲まれていった。
明日の計画を、完璧に終わらせる…………………
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