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何光年も越えて2
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うらたside
う「前、星の話したでしょ?」
さ「うん」
う「俺はもうすぐ消える星だから」
さ「え?」
う「物理的には俺はもう消えてるけど光だけは残ってる」
さ「待って待って頭が話に追い付かへん」
う「だから俺は前説明したもう消えてる星なんだって!」
さ「じゃあ光の最後尾っぽいのがもうすぐ来るってこと?」
う「そう」
さ「うらさん消えちゃうじゃん」
う「だからそう言ってるんだけど」
こいつ何言ってんの
さ「だから浦島坂田船やめるって言ったの?」
う「そうだよ」
さ「ぎりぎりまで…」
う「もうぎりぎりなんだよ
今日なんだ、俺が消える日」
さ「そん、な」
う「今日の夜が最後だ」
さ「やだ…やだよ!」
う「そんなこと言われても無理『死』には神すら逆らえない、逆らっちゃだめなんだ」
さ「うらさんは消えちゃっても俺のこと覚えててくれる?」
う「当たり前だろそれに、それは俺の言葉だよ
坂田俺が消えても覚えててくれる?」
ちょっと首を傾げて言ってみた
さ「当たり前やん!」
う「そっか良かった」
それからしばらく俺と坂田は話したりキスしたり抱き合ったりした
さ「暗く、なってきたなぁ」
う「そうだね、俺の体も透けてきた」
さ「大好き愛してるよ」
う「俺も…
なぁ坂田、俺の記憶は坂田以外からは消えてしまうからだからお前だけは絶対覚えて?ね?」
さ「心配しなくても忘れてなんかやらんから安心して」
う「ありがとう、じゃあね」
坂田side
まだ確かにうらさんの温もりがあるのにもううらさん自身はいない
セ「あっ!いたいたさかたん!やっとみつけた!」
し「なにしてたんや?急に走り出すから驚いたで」
さ「…うらさん、いなくなっちゃった」
セ「うらさん?誰?」
あぁ本当に忘れてしまったんや
でも大丈夫俺は忘れへんから
もう消えてしまったけど確かに輝いていた星の名前はベテルギウス…いやうらさんだ
俺の最愛の人
俺の中では何一つ変わらず君は輝き続けるよ
~END~
______________________
まだ実際にはベテルギウスは消えてませんが消えてしまうかもと言われてるのでうらさんをベテルギウスにしてみました
若干シリアスっぽいのが好きなんですよねw
次の話も楽しみにしててくださいね
それでは!
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