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俺が返事をすると、はぁあ〜と脱力して俺に全体重を掛けてくる。
鈴華『っ…おみ?』
春臣『…生まれて初めてこんなに死ぬかと思った。』
いつもより少し低い声で呟かれる。
鈴華『俺も…』
春臣『でも初めての恋が鈴華で良かった。』
春臣の口から初めての恋と聞いて胸がキュンと言う。
鈴華『なんで?』
春臣『初々しいし、一生懸命だから…?
なんかうまく説明出来ないけど。』
鈴華『ふふっ、何それ。』
気が抜けている春臣はどこか可愛いと思ってしまう。
いつも飄々としているから余計に。
春臣『藤中にお礼を言わなくちゃ。』
鈴華『僕もだな。』
春臣『鈴華が休んだ時ずっとあいつに鈴華の様子を聞いて絡んでた。』
鈴華『ぷっ、絡んでたって…ふふっ。
お礼も兼ねて慎に報告に行こう?』
春臣『そうだな。』
立ち上がって手を伸ばすと手を重ねてくれた。
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