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違和感
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俺はとある共学校に通う、高校2年生。
容姿も成績も運動神経も何をとっても平凡で、クラスでも特に目立たない平凡な生活を送っている。
学校に近づけば、男女が仲良さげに歩いていたり、女子の集団や男子達が朝から騒がしく登校している。
俺にも彼女の1人や2人いたらなぁ…。
17年間彼女がいない俺は、当然のことながら童貞で、このままだと簡単に20歳を迎えられそうだ。
レン「ハ~ルキ!」
ハルキ「うぉ!なんだお前か」
レン「何だはねぇだろ。お前、今朝も俺を置いていきやがったな。」
そう言いながら、俺に肩を組んでくるコイツは学校の人気者、レンだ。
成績優秀、容姿端麗、運動神経抜群、さらには生徒会長まで務める俺の一つ上の幼なじみ。
そしてムカつくぐらいモテる。生まれ変わったらこいつになりたいと思うくらいに。
男子「ようレン!今夜、暇だよな?」
レン「あぁ。いいぜ。1ヶ月ぶりだな。」
男子「お、おう。じゃあまた放課後//」
あれは確かサッカー部のキャプテン……あの人もレンと同じくモテる。なのに、なんであんなに顔を赤らめて…
ハルキ「お前、今夜サッカー部のキャプテンとどっか行くの?」
俺がそう問いかけると、レンはニヤリと口角を上げて俺を見た。
レン「何?嫉妬?笑」
ハルキ「んなわけないだろ。ちょっと聞いただけだよ。じゃあな、俺の教室こっちだし」
レン「おう。ハルキ!変な男に捕まんなよ!」
ハルキ「はぁ?何言ってんだバカ。変な男はお前だっつの!」
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