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封筒
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俺の手には封筒……
生徒指導の中島先生の事だ。
もしかしたら、俺の退学届け…だったりして…
確かに俺は今まで何度も生徒指導に呼ばれ、その度に母さんや父さんが学校に呼ばれて注意を受けてた。
とにかくこの事が家族にバレないよう、自分の部屋でそれを開けることにした。
ハルキ「………」
強盗にでも入るかのように、静かに玄関の扉を開け、足音を立てないように自分の部屋を目指した。
自分の部屋に入った俺は後ろ手に鍵をかけ、一息ついてから、封筒と向き合った。
ハルキ「ふぅー。」
もしこの中身が退学届けだったら両親にはなんて説明しよう。
意を決して、封筒を開けた。
そこには…
な、なんだ……これ。
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