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いろんな事情
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レンは両親に挨拶を済ませると、二人の前で俺にキスをして、キラッキラの笑顔を振りまいて帰っていった。
何だったんだよ…。
父「なんかハルキとレンくんがラブラブしてるの見てたら、父さんもヨシトに会いたくなってきたな……。母さん!!俺、行ってくる!今夜は帰らないから!!」
母「ヨシトさんによろしくね~!行ってらっしゃぁい」
母さんは父さんを見送ると、お風呂に行ってしまった。一人取り残された俺は、玄関でまだ立ち尽くしていた。
唇に手を当てる…。
あーなんか腹立ってきた。
アイツ…俺の同意なしで話進めやがって…。
結婚なんか……してやるもんか。。。
次の日…
教頭「えー、担任の中島先生なんだが、ぎっくり腰でお休みだそうだ。復帰してもしばらくは、本調子じゃないだろうから、クラスで助けてやってくれ。」
絶対犯人父さんだよ…。
出ていく時、目がギラっギラだったしな…。
めちゃくちゃヤられたんだろうな…。
中島先生…ご愁傷様です…。
サトル「あ、そうだ!カズマ、あの時貸したコスプレ衣装どうだった?って大丈夫?」
カズマ「あぁ。すごく良かったと思う。先生も喜んでくれたみたいだし。そのおかけで腰死んだ。」
腰をさすりながら、寝不足気味の目で俺達の方を見るカズマ。どうやら昨日松村先生とヤったらしい。いつもとあまり変わらないように振る舞うカズマも、今日は少し疲れているように見える。
サトル「写真とか無いの??僕も見たーい!」
カズマ「恥ずかしいから嫌だ。」
ハルキ「そう言えば、何の衣装にしたんだ?」
あの夜、なんかすげー量の衣装をカバンに詰めてたけど…。どの衣装でも男が着るとなかなかやべぇよな…。サトルの趣味なのか知んねぇーけど、際どいやつばっかだったし…。
カズマ「猫」
猫ってあの!!ほとんど布の部分無かったやつか?!え、あれが一番ねぇだろうと思ったのに…。
やっぱりコイツの考えてる事わかんねぇ…。
サトル「そっかぁ猫ちゃんかぁー。あれ可愛いよね!マサトさんが着た時も、すっごく可愛かったから僕、めちゃくちゃに犯しちゃって失神させちゃったんだよね~」
天使の笑顔でいうことじゃねぇーよ。って言うかもう天使じゃねぇ。お前のその笑顔が恐ろしいよ…。
家に帰ると、父さんがもう家に着いていた。
ハルキ「今日、中島先生休みだったけど父さんが犯人だろ。」
父「おう!ついやりすぎた…。で、怒られた。」
元気になったかと思ったらまた落ち込んだ。
部屋の端っこで丸まっている。
反省するくらいならやらなきゃいいのに。
レン「ハールキ♪」
ハルキ「うわぁあ!!抱きつくな!!なんで勝手に入ってきてんだよ!!」
突然俺の家に現れたレンは、俺を後ろから抱きしめた。
レン「先週、カズナリさんに合鍵もらった。いつでもハルキをさらいに来ていいって」
父「もちろんだ!」
ハルキ「父さん!!何勝手な事言ってんの?!さらうってなんだよ!」
レン「という訳で、今夜ハルキ俺の家に泊めますね」
父「おう。しっかりしつけてやってくれ。未来の息子よ!」
レン「はい。お父さん!」
ハルキ「そこぉぉお!!2人で握手を交わすな!!」
レンに担ぎあげられ、無理矢理連行される。
ドアに掴まっても引き剥がされ、暴れてもレンの腕は少しも緩むことはなかった。
あぁ。最近抵抗すること自体無意味に感じてくる…。
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