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嫉妬とか愛情とか R18
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レンは俺に何度もキスをして抱きしめた。
一つ一つの行為が丁寧で優しくて、ついレンを好きになってしまいそうだった。
ハルキ「バカバカっ……レンのバカ野郎っ…」
レン「………ハルキ…力抜いてろよ。全部かき出してやるからなっ…」
グチュ……
指が俺の中に入り、シンのものを掻き出すように動く。
俺は肩にしがみつくようにして耐えた。
レン「入れるぞ…」
ジュプゥゥ……
レンは俺の中に自身を埋め込むと、ゆっくりと動き始めた。それに合わせて、奥のものがゴポゴポと音を立てて出てくる。
それを見る度に、眉間に深くシワを刻み、殺気が増していく。それでも俺を抱くレンは優しかった。
レン「シンのが無かったことになるくらい、お前の中に出したい。俺のでお前をいっぱいにしたい。お前が欲しい…っ…」
そんな真剣な顔で…目で…見つめられたら俺っ…
そうして欲しくなっちゃうじゃねぇかよ……
もうとっくにこの体も心も、レンだけのものだ…
ハルキ「……お前のでいっぱいにして欲しい…」
俺の言葉を聞くと深く口づけ、俺も応えるようにレンの首にしがみついた。そして、レンは一気に動きを早くして2人同時に果てた。
ハルキ「レンのバカ……」
2人でベッドに横になり、お互いの体温を感じるように寄り添いながら、腕枕されていた俺はもう何度目かのセリフをポツリと呟いた。
レン「ごめん…」
レンは俺を抱きしめて謝ることしかしない。いや、しないのではなく、出来ないのだろう。
ハルキ「俺…怖かった……」
レン「…ごめん。……でももう安心しろ。これからは俺がついてるし、アイツも佐々木先生にシメられるだろうから。」
ハルキ「佐々木先生に?なんで?」
レン「生徒会の約束を破ったからな。アイツのパートナーは佐々木先生だ。罰は先生が決める。シンは認めてないけどな笑」
ハルキ「そっか……」
そうだ忘れてた。
でも佐々木先生は保険医だし、優しいし、きっと罰と言っても軽いものだろう。先生のことだから、コーヒー買ってこいとか、保健室の留守を頼むとかそんなものだろう。
俺としては自分が味わった恐怖がそんなもので終わらせられると思うと、レンに当たってしまいそうになる。
でも今は、そんなレンの体温が俺を心地よく包み、妙に安心してしまって、気がついた時にはウトウトし始め、そのまま眠りに落ちた。
次の日の朝…
レンの腕に抱かれて眠った俺は、幸せな朝を迎えた。隣にはかっこいい寝顔。凛々しい胸板に、逞しい腕。
あぁ……俺のものにするには勿体ないくらいの美貌だ。何度見ても、いつ見ても思うけど、今日は特別良く見える。それもこれも昨日あんな事があったからだろう。
王子様……コイツには本当に似合うあだ名だ。
レンは目を閉じ、まだ夢の中…。
たまには俺からの飴をあげてもいいか……なんて気持ちになってしまう。
眠っているのをいいことに、俺はレンの体に少しだけ擦り寄った。
レン「ん……。おはよ…」
ハルキ「起きたのか……おは………よ…………」
ドロォォォォォ……
ハルキ「またっ!……っくっそー!!!」
流石に今日はないと思っていたのに、またあの感覚だ。股から温かいもとが流れ落ちていく感覚。途切れ途切れの記憶から必死に思い出してみる。
昨日抜いたよな?まさか、俺が眠った後に入れたのか?!なんてヤツだ悪魔だ!!
バサッと布団を捲って下に目をやり確認すると、俺の感覚は当たっていた。レンの方を向き直すと、バツが悪そうに明後日の方向へ目をそらした。
せっかくの幸せな朝が台無しじゃねぇか!!
何回言えば分かるんだよ!
レンはまた俺の中に入れたまま寝てやがった。
し、しかも今の今まで気づかなかったけど、なんだこれ!!俺の身体中にキスマークがっっ!ざっと見ただけでも20…いや、30…いや、それ以上ある。上半身から下半身、背中側まで……ってちょっと待て、今日撮影だったよな……?!
まさかわざと…っ!!いつの間にこんなっ!!
ハルキ「お前っ……」
レン「レン。」
ハルキ「はぁ?」
レン「だから……お前じゃなくて、レンって呼んで?」
ハルキ「お前なんか、“お前”で十分だ!」
レン「昨日はいっぱいレンって呼んでくれたのに?これからはレンって呼べよ?呼べないなら呼べるまで犯す。」ニヤリ
ハルキ「やめろぉぉおおお!!」
ズボッグチュグチャッ……
結局、いつも通りの朝を迎えた俺たちだった。
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