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聞いてない
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トイレから戻った俺を、遠くからレンがニヤニヤしながら見ていた。それを睨みつけると、またニヤリと口角を上げる。
その後も女子向けの写真集の撮影が続いていた。
サッカーのユニフォーム姿のカズマが怪我したという設定で松村先生にお姫様抱っこされている写真。
社会人と学生のカップルという設定でサトルが制服、マサトさんがスーツを着て、肩を寄せあって眠る写真。
佐々木先生とシンが保健室の設定で、シンがベッドで看病されている写真。
俺たちは生徒会長と補佐が生徒会長室にいるという設定で、なぜか俺がレンに壁ドンをする写真。
様々な設定での写真が出来上がっていった。
お互いの距離が近いのが少し気になるが、アイドルの雑誌や少女漫画などではよくあるカットで、いかにも女子が喜びそうなものばかりだったので、恥ずかしさを何とか耐えて乗りきった。
しかし、問題はここからだった。
レン「ここからは男子生徒向けの撮影を始めます。」
男の監督もこの撮影が一番楽しみだったと、見て分かるほどにテンションが上がっていたし、周りの男性スタッフたちも妙に色めき始めた。
そして、着替えさせられた衣装はそれぞれサトルが決めたものだ。
しかし、俺達の手元には言われていなかった衣装が次々と手渡され、壁一面に並べられていた。
つーか紐まであるし!!何でだよ!!
フリフリのレースが大量についた可愛らしすぎるくらいのメイド服。首には首輪らしきものを付けている俺達4人。
ハルキ「この衣装何?俺聞いてないんだけど」
カズマ「俺も…」
シン「なんだよこれ…」
マサト「話が違うんじゃ…」
みんな戸惑っている様子だった。
それもそのはず。誰ひとりとして衣装が変わったことは聞かされていなかった。知っていたのはこの4人。
サトル「選び直すのに少し時間がかかっちゃった~」
アヤト「それとも、一度着たことあるやつの方がいいかな?」
リュウヤ「何を着ても似合うから安心しろ!」
レン「みんな一度着たやつはもう着せたくないってことで一致したんです。」
はぁ?何でだよ!!俺は何のために着たんだ?!
あの時間を返せ!!
散々辱められて、シンにも犯されて、もう懲りたはずだろ?ここまで来たら着てやろうって腹くくったのに!
ハルキ「何でだよ!恥ずかしくても着てやっただろ!」
シン「散々っ…」
マサト「僕…あの後腰痛めたんだけど…」
カズマ「めちゃくちゃした癖に…」
みんな俺と同じ意見だった。
着せられたほうはたまったもんじゃない。
あんな格好…みんな相当な覚悟で来たはずだ。
レン「俺たち4人で話し合ったんですが、あまりにも似合いすぎていたし、パートナーの裸を他の男に見せたくない。との事で変更することにしました。」
サトル「他の男にオカズにされたくないもん!」
アヤト「学生は血気盛んですからね」
リュウヤ「いつでも守ってやれるわけじゃないからな」
そんな事言われると、こちら側は何も言い返せなくなってしまった。
監督「じゃあまず早乙女君と松村先生の絡みから行きましょう// ここからは自由に絡んでください!」
2人はベッドに腰掛けると、首輪に紐がつけられ、その先は先生が握った。
カズマは顔を真っ赤に染めてスカートの裾を握りしめ、膝を擦り合わせる。そんな恋人の様子に、先生の目の色が変わった。
優しくリードを引き、カズマに口付ける。
驚いたカズマが目を見開き、胸を押すが離れることは出来ない。
チュ
リュウヤ「早乙女……その服、よく似合ってるぞ」
カズマ「う、嬉しくないです…//」
先生は顔を背けて照れるカズマの肩を優しく押し倒し、リードを引き、後頭部を手で持ち上げるようにして、さらに深く口付ける。カズマはもう目に涙を溜めたまま、トロンとした表情で先生を見上げている。
チュ…クチュッ……
2人の間からいやらしい音が漏れてきて、銀の糸がかかると、もう茹でダコのように真っ赤になったカズマが小さく口を開いた。
カズマ「先っ……生…………当たって…ます…//」
リュウヤ「え?……あ、す、すまん!早乙女!でももう……無理だ……。お前が可愛すぎる…」
今度は首筋に口付けると、そこに顔と同じくらい真っ赤なキスマークを付けた。それに嬉しそうに、気持ちよさそうに微笑むカズマ。
先生はカズマの肩から服をずらして、あらわになった胸に吸い付いた。
ペロ…チュウ……
カズマ「ンンッ……//」
リュウヤ「ん…きもひいいか?こひ、ういへるぞ(気持ちいいか?腰浮いてるぞ)」
カズマ「やっ…やらぁ……//」
ビクビクッ
カズマはベッドに横になったまま、背中を弓なりに反らして、腰を浮かせていた。友人のそんな姿を見る俺達はなんとも言えない気分になっていた。
マサト「カズマくんってあんなだっけ…」
ハルキ「なぁサトル……あれってホントにカズマ……だよな」
サトル「そうだよ。松村先生のこと大好きだよね~」
シン「教師があんなことしていいのかよ…」
アヤト「まぁ恋人同士だからねぇ~」
レン「あの2人も意外と大胆……というか、松村先生の天然に早乙女君が振り回されてる感じか汗」
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