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天国と地獄
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監督「良いですね~// みんな自由に絡みましょうか!!」
監督の掛け声と同時に、みんなそれぞれパートナーとともに部屋中に散った。この部屋にはセットとして用意された、ベッド、ソファー、机と椅子がある。
サトルはマサトさんの手を引いて、ソファーに倒れ込んだ。
佐々木先生は暴れるシンを肩に担ぎ上げて大きな机の方に歩いていく。
もう既に3人見送っていてこれから起こることは、目に見えて分かった。俺達が犯されてるところを撮影して、写真集を作るなんて絶対に許さない。
まぁサトルとカズマは犯されているというよりは、愛されてるって感じだけど……。
俺とシンは確実に違う!!
レンは俺のことが好きだって言ってるけど、目が笑ってない。まためちゃくちゃするに決まっている。
分かっていてやすやす捕まるわけには行かない。
ハルキ「……お前…それ以上俺に近づくなよ……」
レン「フッ…また“お前”って言った。なぁハルキ。本当は俺に酷くされたいのか?」ニヤリ
ハルキ「なっ…馬鹿か。そんなわけないだろっ!?」
じりじりと距離を詰めてくるレン。
1歩近づけば、俺が1歩後ろに下がる。
目だけ動かしてあたりを確認すると、少し左にこの部屋から出られる扉が目に付いた。あれだ!
ゴクリと息を呑む。隙をついてこの部屋から逃げればきっと逃れられる。走ればまくことができるかもしれない。
レン「逃げてもいいけど、その格好で外に出たらたぶん…………他の男子生徒に犯されるぞ?」
そ、そうだった。下に目を向ければ、フリフリのスカートから出た俺の足が見える。ハイソックスにミニスカート……こんな姿を見られるのは嫌だ……。
レン「なぁ……知ってるか?ハルキ。お前、結構男子生徒から人気なんだぞ?俺が守ってやらないと…5分と持たずに他の男たちに犯されるだろうな。」
ハルキ「そんなわけっ!!」
レン「あるな。他の生徒がどんな目でお前を見てると思う?お前の尻にぶち込んで、犯して、中に種付けしたいって思ってる。俺もだ。…………俺か、他の男か……どっちか選べ。」
ドンッ
気がつけば部屋の端まで追い詰められていた俺は、遂にレンに捕まった。
レンは俺の右に片腕をついて、左は開けた。
逃げたければ逃げてもいいという事だ。
ハルキ「そんなの……お前に…決まってんだろ…」
あー恥ずかしい!!
なんでこいつはいつも俺に選ばせるんだよ!!
レンか他の男を選べ?そんなの始めっから決まってるようなもんじゃねぇかよ…。
どっちかなんて…言わなくてもわかるだろ…
額をコツンとくっつけると、超至近距離で目が合う。
レン「ハルキ…顔真っ赤…笑」
ハルキ「うるせぇ…笑うなっ…//」
レン「可愛い笑………じゃあ、抱くぞ。」
ハルキ「写真撮るの……ヤダ………//」
目を合わせずにそう言うと、レンは理性の糸が切れたように、俺に口付けてきた。
あまりにも突然のことに、俺は目を見開いて受け入れることしか出来なかった。何度も深く口付けられ、舌を絡め取られる。
レン「はぁ……はぁ……好きだ……俺もハルキの可愛い顔は誰にも見せたくない。でも、俺のもんだって見せつけたい…だから、ハルキは俺だけを見て、俺だけを感じてろ」
強い視線に見つめられ、俺は静かに頷いた。
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