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守らせて
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ユウヤ「知ってます。川上ハルキさんですよね。有名人ですし」
ハルキ「有名…か。。。」
俺たちは日陰になっていたベンチに座って、少しだけ話をした。
ユウヤ「いつも……ああなんですか……?」
ハルキ「いや。いつもじゃない…今日は計画的だったし…」
ユウヤ「今日はってことは…前にもヤられたことあるってことですよね。」
しまった…ついうっかり口が……
ハルキ「あ、えっと……ま、まぁ…うん。だっ、誰にも言うなよ!」
ユウヤ「許せねぇ…」
ハルキ「大森?」
大森は拳を握りしめ、体をプルプルト震わせていた。なんでこいつは俺のために怒ってくれるんだろう。
ユウヤ「俺、ハルキさんを守ります。」
ハルキ「味方になってくれるってこと?」
ユウヤ「はい!」
ハルキ「じゃあ、レンやハヤトさんやサイードからも守って欲しい!!」
あの3人からは特に…
毎日代わる代わる犯されて、本当にダメだと思っていたところだった。
どれも大物ばかりだけど、大森が守ってくれるなら、少しは平穏な日常を取り戻せるかもしれない。
2人でグラウンドに戻ると、レンが駆け寄ってきた。
レン「ハルキ!大丈夫か?連れ去られたって聞いて……」
レンは黒の長ランに白のハチマキをしていた。
それが風になびいて、いつもより周りの視線を集めていた。
かっこいい……
ハルキ「あ、あぁ/// 大森は友達だし…」
レン「ハルキが世話になったね。ありがとう。」
学校で見せるいつものキラキラした笑顔で礼を言うレン。しかし、その目は全く笑っていない。そんなレンの様子に、俺は少しだけ下がり、大森の後ろに隠れた。
ユウヤ「黒瀬さん。あまり川上さんを困らせないでください。」
レン「君にそんなことを言われるようなことをした覚えはないんだけど。それに、ハルキは俺の婚約者だ。」
ユウヤ「知っています。ですが、川上さんを助けたのは紛れもなく俺でしたけどね。」
レン「どういう事だ」
レンの口調と表情が一気に険しくなった。
ユウヤ「もう終わったことです」
大森は俺に一礼して去っていった。
レンはその背中を見つめていた。
レン「ハルキ。何があった」
ハルキ「別に…」
レン「ここで犯されたいのか?」
ハルキ「嫌だ……」
最近のレンは、なんでも身体で解決させようとする。そんなところに嫌気がさす。レンの事は好きだけど、最近のレンは何か違う。愛情を前ほど感じない……。
レン「……………帰ったらたっぷり身体に聞いてやる。今夜は俺の部屋に来い。ノルマも溜まってる事だしな」
明らかに怒っている彼は俺に背中を向けて去っていった。
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