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騎士
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最近、俺はユウヤとよく一緒にいる。
なぜなら、彼はよく働いてくれるからだ。
いい意味で。
レン「ハルキ…今日の放課後…」
ユウヤ「ハルキさん、今日の放課後付き合ってほしいところがあるんですけど、いいですか?」
ハルキ「あ、えっと。うん。」
サイード「ハルキ、ちょっと俺の部屋まで資料を」
ユウヤ「そう言えば、ハルキさんまだ宿題やってないって言ってませんでした?サイード先生のとこには俺が行くので!」
ハルキ「そ、そうか。なら…頼む。」
ハヤト「ハルキ、生徒会のことで君に聞きたいんだけど…」
ユウヤ「ハルキさん、これ運動部全体の資料で、すぐ確認して欲しいって預かりました!確認お願いします!」
ハルキ「わ、わかった…」
ことごとく3人からの誘いをかわしていくユウヤ。
かれこれこんな生活を始めて1ヶ月が経とうとしている。その間、ユウヤは夜も俺の部屋に居座って警備してくれている。
本当によく働く。
いい意味で。
でも…1ヶ月も何もないと…逆に俺の体が辛くなってきた。
もう、あいつらから離れられない体になってしまったんだ。
ガシッ
1人で廊下を歩いていると、突然誰もいないはずの教室から手が伸びてきて、俺の腕をつかみ、引っ張った。
ガチャン
真っ暗闇の中、鍵がかけられた音のした方を向くと、突然抱きしめられ、顎を持ち上げられて、強引に唇を奪われた。
1ヶ月もしていなかったせいで、舌が絡まり、みるみるうちに深いキスへと変わっていく。俺は必死に息継ぎをして、そのキスに答えた。
やっと唇が離れたところで、俺は言った。
ハルキ「サイード……ここ…学校……っ//」
サイード「ハルキが1ヶ月も私を放って置くのがいけないのだぞ…。」
ハルキ「だって……俺だって…」
サイードが俺の腰に腕を回し、体を密着させる。
鼻がくっつきそうなくらい近くで、美しい唇が動く。
サイード「寂しかったぞ…ン」
ハルキ「ンンッ//…チュ…」
ドントンドン
ユウヤ「ハルキさん!ここ開けてください!ハルキさん!」
驚いて唇を離そうとするが、サイードは離してくれず、余計に力が込められる。
ドンドンドン
ユウヤ「ハルキさん!!ハルキさん!」
先に折れたのは、サイードだった。
サイード「アイツ……。もういい。興が削がれた。あいつが居なくなったら、覚悟しておくがいい。ハルキ。」
そう言って、別のドアから出ていったサイード。
や、やべぇよ…
俺、勃っちゃってるし……//
鍵を開けた俺は勢いよくトイレに走った。
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