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秘密の扉
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あれから何日経ったかわからない。
朝ご飯を食べると、トモヤが部屋に来て、リードを引かれながら庭を歩き回り、屋敷の男達に見られながら犯され、時には男達に回されるのをトモヤは見て笑って……。また部屋までリードに繋がれて汚れた体のまま歩き、昼ごはんを食べてすぐ、またトモヤが来て俺を散々犯して出ていき、夜は、大きな部屋に男達を集めて、毎日色々なプレイをさせられ、セックスショーをさせられる。
トモヤからはなんの愛情も感じない。
ただ、俺をおもちゃとして扱っているだけ。
助けに来いよ…
誰か…
そして、また夜がやってくる。
トモヤ「ほら!みんなに見えるように足開け!」
ハルキ「っ……」
トモヤ「今日はこれ。入れてやるよ。」
ハルキ「そ、そんなのはいるわけっ!」
トモヤが持っていたのは、ビール瓶。
そんなの入れられたら…俺…っ
スパーン
レン/サイード/ハヤト/ユウヤ「「ハルキ/ハルキさん!!」」
4人は、次々と屈強な男どもをなぎ倒して、あっという間にトモヤを捉えた。
レン「よくも俺のハルキに色々やってくれたな…」
ハヤト「ハルキをいじめていいのは俺だけなんだけど?」
サイード「お前は私が消してやる」
ユウヤ「遅くなってすみません…」
ハルキ「遅せぇよ…泣」
俺はユウヤに抱きついた。
レン/ハヤト/サイード「「あ」」
ユウヤ「すみません。助ける機会を伺ってたんですけど…色々時間がかかっちゃって…婚約者の皆さんにもお手伝いしてもらいました。」
スパーン
トモヤ「父さん…母さん…」
部屋の扉にはユウヤのお父さんとお母さんが見たこともないくらい真っ黒なオーラを出して立っていた。
父「トモヤ。これはどういう事だ」
トモヤ「こ、これは…その…」
父「お前……うちの組の名誉を傷つけるようなことしてねぇだろうな?」
トモヤ「……ご、ごめんなさい」
母「あなたはもう、うちの組にはいらないわ。道具として使わせてもらうからね。あ、そうそう、ユウヤの婚約相手だけどね、そこにいるサイード様のお知り合いだったのよ。」
サイード「はい。お母様。先程の件は、ご理解頂けましたか?」
母「ええもちろんよ。」
え?…………え?
なんの話?
全然展開が読めねぇんだけど。
母「ユウヤが婚約する予定だった方ね、トモヤでもいいって言ってくださったのよ。」
トモヤ「ちょ、何言って!俺は嫌だ!」
父「黙れ!お前に拒否権はない。一国の王であるムファサール様の愛人としてお前を遣わすことに決定した。もちろん、ユウヤにも新しい婚約者を用意した。」
ユウヤ「…はい。」
母「ラガス様よ。サイード様がご紹介くださったの。」
サイードが……
それなら少しだけ…安心だ。
もしユウヤの相手が最低だったらぶん殴ってやるけどな。
こうして、数日後、直ぐにユウヤとトモヤは日本を飛び立ち、それぞれの国王の元へ向かったらしい。
トモヤの方はどうなったか……そんなこと、考えればわかる事だ。だって、サイードの話によれば、ムファサールっていうオヤジは相当な変態で、毎日トモヤの部屋に篭もって出てこないって話らしい。
ユウヤからは、たまに手紙と写真が届く。
写真のラガス様は、サイードといい勝負の色男で、とても優しそうだ。隣に写るユウヤも幸せそうだ。
“親愛なるハルキさん
俺は元気にやってます。こっちは日本より少し暑いかな?ラガスはとても優しい人で、サイード先生には感謝しています。今年の冬休みには2人で日本に戻る約束もしてるので、その時にまたお会いしましょう。
PS.先日、婚約の儀を経てリングもちゃんと頂きました。
ユウヤ”
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