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敵陣 R18
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馬車に揺られて、どれほど経っただろう。
あたりはもう真っ暗になっていて、人気もないところまで来てしまった。
馬車が止まったのは、古びた城跡だった。
俺は男達に挟まれながら、ルシールの後をついて歩いた。
そして、城の一番奥の地下牢に入れられた。
そこは窓ひとつ無い閉鎖的な空間で、鉄格子がはめられていた。
20畳程の広いスペースにベッドが置いてあるだけ。
鉄格子の前には見張りがついているし、逃げられる場所がない。
俺、一生ここから出られないのか…
こんな時に思い出すのはやっぱりあの顔だ。
レン…
ハヤトさん…
サイード…
俺はベッドに横になった。
それ以外にすることもなかった。
しばらくして、ルシールと男達が入ってきた。
俺は慌ててベッドから起きあがったが、直ぐに男達に押さえつけられてしまった。
ルシール「近くで見ればなお美しいな……。お后様もいいが、あなたも悪くない。すぐに私のものにしてあげますよ。」
そう言うと、男達とともに、俺の服を剥がしにかかった。そして、あっという間に俺は一糸まとわぬ姿となってしまった。
ルシール「綺麗な色の乳首ですね……実に美味そうだ」
ニヤリと笑うと、ルシールは俺の乳首を指で弾いたり、転がしたりして弄んだ。
そして、なんの躊躇いもなく吸い付いた。
ハルキ「やめっ…///嫌っ!……嫌だ…っ//」
ルシールは下に向かって舌を這わせていく。
ルシール「サイードのリングか……アイツも随分と安っぽいものを渡したな。」
ルシールは俺のそこを鷲掴みにすると、リングに手をかけて、無理矢理抜き取った。ずっと締め付けられていたそこには跡が残っているほどだった。
ルシール「直ぐに新しい指輪をオーダーしてあげましょう。さて、後ろの方はどうかな…?」
ルシールは指をいきなり後ろに突っ込んできた。
ゆっくりと中の形を確かめるように壁をなぞりながら、俺をじわじわと責め立ててくる。
ハルキ「ぅっ…///…っく…」
クチュ……クチュ…ピチャ…グチュ……
ルシール「おや…1度も触っていないのに前がこんなに……随分と調教されているらしい。これはいじめがいがありますな。」
ハルキ「やめ……ろ……//」
必死に抵抗するが、上半身は男が、下半身はルシールに囚われていて動かない。
ルシール「いいことを教えてあげましょう。男は抵抗されればされるほど、燃えるんですよ…」
そう言って指を引き抜くと、すぐさまそこに自身をあてがった。
ハルキ「ダメっ…やめろ……」
マヒロ「待ちなさい!」
ルシールの後ろからマヒロさんが叫んだ。
ルシール「…お后様。私の城へようこそ。よくここが分かりましたね。やっと俺のものになる気になりましたか?」
マヒロ「……っ……ハルキさんを解放しなさい。」
ルシール「いいでしょう。」
ルシールは俺から離れ、男達も手を離した。
ルシール「さて、お后様…。まずはその衣を脱いでもらいましょうか」
マヒロさんはギロりとルシールを睨みつけ、何も言わずにまとった衣を床に落とした。
マヒロさんのソコには黄金に輝く美しいリングがはめられていた。
マヒロさんは顔色ひとつ変えず、気品と優雅さを保ったまま、整然と立っている。
ルシール「そのリングを見ると腹が立ちますね……弟も死んだことだし、私と結婚するのですから、こんなもの、外してしまいましょう」
ルシールのその言葉に、マヒロさんは激しく動揺した。
マヒロ「何を言うのです。このリングはカサド様のもの、私も…永遠にカサド様のものです。あなたにどれだけの苦痛を与えられようとも、このリングだけは、渡すつもりはありません!」
強いその口調に俺も一瞬怯んでしまう。
ルシール「そんなあなたが私のモノでよがり狂うのが楽しみだ……。連れてこい。」
俺を捕えていた男達が、今度はマヒロさんを捕えて、無理矢理ベッドに運んだ。
ルシール「ハルキ様もそこで見ていてください。愛する者がいながら、他の男に犯されてよがる様を…」
男達は俺とマヒロさんを押さえつけた。
そして、男の1人がマヒロさんに瓶の薬を飲ませた。
そう…あれは、媚薬……。サイードに使われたことがあるものだったのですぐにそれと分かった。
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