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ひょこ、ひょこっと、俺のペースに合わせてゆっくりとさっきホテルまで来た道を戻る。
一度に色んなことが起こりすぎて混乱してたけど、冷静に考えてふと思った。
あれ、ていうか、そもそも何で
「あの…えと、白さん…?」
「ぶっ、何それ。髪が白いから?」
「あ…すみません…」
「別に、好きに呼んでいいよ」
くすくす笑われて少し恥ずかしかったけどそのまま疑問に思ったことを告げた。
「どうして、助けてくれたんですか?…というか俺たちがそういう、関係だってなんでわかったんですか?」
「こんなホテル街の酒飲む場所で、その後どこに行くかなんてわかりきってることでしょ?君は気づいてなかったけどあの男の目みればこの後ラブラブセックスしますーって雰囲気じゃないことくらいわかるよ」
その上スクリュードライバーなんてわかりやすく酔い潰そうとしてるんだもん、と笑った。
男同士ってことに疑問は抱かないのか…
やっぱり夜のお仕事だからこういうのには慣れてたりするのだろうか。
「どうして助けたか、はね…君が傷ついて泣く姿が見たくなかったから?」
「…な…っ?!」
「ドキッとした?」
「…っ〜!」
キザなセリフにこてんっと首を傾げる仕草まで色っぽくて、俺があたふたしてるのをみて笑ってるのをみてからかわれてる事に気づく。
こ、この人は…っ!
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