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「ライトさんがここのオーナーさんなんですか?」
「そ、俺が経営してる俺の店。すごいでしょ?」
「ライトさんおいくつですか」
「27」
「若いのに凄いっすね」
「君に若いって言われると嫌味に聞こえるんだけどなあ」
バーテンの人って話しにくいイメージがあったから、こんなふうに色々話してくれるライトさんが珍しくて、冗談も言うような人でとても楽しかった。
他愛のない話で盛り上がってると静かにドアが開いた。
「おはよーございます」
たった一言発しただけなのにわかってしまった。
「おはよ。お前のお客様来てるぞ」
「お客…?俺のシフト伏せといてって言ってるじゃないっすか…」
ケタケタと笑うライトさんに気だるそうにため息をついて顔を上げる。
俺を捉えた瞬間、眠そうだった目が驚いた様に見開かれた。
「……なんで…」
「…こんにちは。レオンさん」
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