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「何悶々としてるの、もう着いたよ」
「え、あ、はい…ってちょ、!」
気づいたらもうホテルの部屋についていて玖音さんが早々と服を抜き出した。
ええええ、ちょ待って。
心の準備が…!!
「今日このまま泊まるけどいいよね?」
「俺は、そのつもりだけど…っ」
バサッと服を脱ぎ捨ててバスタオルを肩に羽織った。
「先にお風呂だけ入らせて?…そんなすぐに襲ったりしないよ、僕」
「ッ!…早く行ってきて、くだ、さい…っ!」
完全に俺の考えてることがバレてたらしくにやにやと笑われてかあーっと顔が熱くなった。
くそ…俺めちゃめちゃがっついてるみたいじゃん…
何気なくベッドの上を見るとさっきまで玖音さんが着てた服が目に入った。
無意識にすっと手が伸びる…
完璧な玖音さんがこんなダボダボのパーカーを着てるっていうギャップに少し笑いながら、すぅっと匂いを嗅いだ。
玖音さんの匂い…
ドクン、と身体が疼く。
「…俺まじて変態じゃん…」
そう口では言ったけど、辞めれなくて、甘くてエロい匂いを放ってるそのパーカーにぐっと顔を埋めた。
「ん…んん…」
当たり前のように枕元に置かれてるコンドームに、ここがそういう事をする所だと主張されて、これから起こるであろう事を想像して、相手の匂いのするものに顔を押し付けてるだけなのに…めちゃくちゃ気持ちよかった。
「ふ…、…っ、はぁ」
我慢出来なくて、少しだけ…と思って下に伸ばした手が突然頭の上に強い力で押さえつけられた。
「っ、?!」
「……何してるの?和くん」
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