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お風呂から上がった玖音さんが気づいたら俺の上に跨って両手首を簡単に押さえ付けていた。
緩く着ているバスローブから覗く肌、髪から垂れてくる雫すらもエロい。
…てか、今の見られてた…よな。
「あ、…おかえりな、さい?」
「ただいま。僕がいない間にもう一人で楽しんでたの?」
やっぱり見られた…!!
恥ずかしさと焦りと嫌われないかという心配で頭がごちゃごちゃになる。
「ご、ごめんなさい!つい出来心ていうか…っなんか匂い嗅いでたら興奮しちゃって…ああ、何言ってんだ俺…っ」
言い訳も変態くさいこと言っちゃうし、もうダメだ…
怒られるの覚悟でぎゅっと目を瞑るとくすくす笑い声が聞こえた。
「匂いで発情しちゃうの?ほんと感じやすい身体してるんだね」
「…怒んない、ですか?」
「可愛いなって思っただけ」
「っ、!」
この人は、どこまで俺を捕まえれば気が済むんだろう。
正直もうセックスする前から、もう俺はこの人に捕らわれていたと思う。
その全てが、俺の心をぎゅっと掴んで離さなかった。
「続きしてみて」
「…え?」
にこっといつもの感じで言われたけど、言ってる内容はとんでもない事な気がする。
続き、ってことは自慰の続きを、玖音さんの目の前でやれってこと…?!
「む、無理です無理です!」
「どうして?さっきまで気持ちよさそうにてたじゃない。それに」
「ッ、ちょ…」
不意に緩く勃っていたものをすりっと優しく撫でられて声がもれた。
「ここ、まだ触れてなくてもどかしいでしょ?」
「ん、っん」
「僕の手で気持ちよくなろうとしてもだめ。自分でしてるとこ見せてよ」
「あっ、ダメ…!玖音、さん…そこ触ったら、ぁ!」
「ああ、ごめん。僕が触っちゃったらお仕置きにならないよね」
そういうくせにやわやわともどかしい力で触り続けるから俺の腰は玖音さんの手に擦り寄るのだけど、そうすると手を離されて、俺が我慢して大人しくなるとまた触ってきて…の繰り返し。
「おし、おき…?」
「僕がいるのに勝手に一人で気持ちよくなっちゃったこと」
ね?と首を傾げる玖音さん。
俺はこの時になんとなく気づいた。
この人絶対サディストだ…!
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