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それが気に障ったのか。
空いている片手で片腕を強い力で押さえつけられ、俺の背中に伸し掛るように体重を掛けて身動きを封じられた。
「ダメ。逃がさない」
「…ッ、」
低い声で威圧されて肩を噛まれる。
この短時間でわかったけど、この人二面性半端ない。
王子様みたいに優しくて格好良いのが表で、強引で意地悪なところが裏。
普段優しい彼が、たまに見せる強引な所に、たまらなく興奮した。
その証拠にきゅん、と中が疼いて玖音の指を締め付ける。
それに気づいたのかくすくすと俺の中を動かしながら耳元に口を寄せられた。耳元で吐息が聞こえるだけでゾクゾクする…
「何、無理矢理されるの意外と好きだったりする?」
「ぃ、ああ…っん!く、は…ぁ」
「この間アイツに襲われて泣きそうだった癖に」
俺の反応に興奮したのか、中を掻き回す指が激しくなった。
違う、違う…これは…っ
「違、…くおん、だから…ッ」
「ん?」
「…ッ玖音だから…っ!ぁ、平気…っん」
無理矢理は嫌だ。
そう思ってることに変わりはないけど、今無理矢理に強引に中を掻き回されてる事に痛みを感じても吐き気がするような嫌悪感を感じないのは…きっと玖音だから。
彼という毒に犯されてるから。
「僕以外じゃ嫌だってこと?」
「っん、ん…!」
「可愛い事言うね」
頭を縦に降るとちぅっと背中にキスを落とされる。
ぴくんと肩を震わせればまた笑って優しく抱き抱えられて腰を上げさせられた。
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