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僕のモノ。
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身体がだるい。
昨日の痛みもさっきの中途半端な熱もまだ身体に残ってるみたいで相当疲れた…
「…なんかお前やつれてない?」
「………うるさい」
「心配したのになんで?!」
戻ってきたら悠太郎に心配されたけどそれに返事をするのもだるい…
昨日に引き続いてこれはちょっときつい。
結局あのあと本当に放置されて廊下でしばらく呆気に取られて、反応してるそこがまだ収まらなくて、仕方ないから落ち着くまでそこに居たら5限目をサボってしまった。
まあ英語の先生じいちゃん先生だし緩いから何とかなるけど…
6限目は体育だし…ぶっちゃけ今のこの身体で動けるわけない。
…帰ろ。
「悪ぃ、先帰るわ」
「え、あと1限だよ?」
「あの身体で体育は無理でしょ、ゆっくり休みな」
「あ、そか。じゃあまた明日な〜」
涼が気を利かせて助け舟を出してくれた。
友の気遣いに感謝して先生に見つからないように抜け出す。
ここの学校駅近で助かる…
すぐ電車に乗って家の最寄りまでの時間をぼーっと過ごす。
つもりだったんだけど
「あれ、君確かこの間来てた子だよね…?」
目の前に立ってる男性が急に話しかけてきて顔を上げる。
ん?誰だ…?
こんな年上の人で知り合いなんて…
と思ったけど、その笑顔にはまだ新しい記憶があった。
「……ライトさん?!」
髪をセットしてないし、ニートみたいなヨレヨレのTシャツ着てるから一瞬わからなかったけど、あのライトさんだった。
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