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伝えれない想い。
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ゆらゆら揺れてたのが、ゆっくりなくなって身体が柔らかいものに沈む。
腕を上げさせられて冷たい風にふるっと寒さに震えた。
(…ん…、…ん?)
はっきりしない意識で目を開けて違和感を感じた下半身を見たら俺のズボンを脱がそうとしてる玖音がいて目が覚める。
「わ、わわ…っ!?」
「…目覚めた?おはよ」
慌てて身体を起こすけどそのままにこっと笑って衣服を剥がされる。
いつの間にか寝てしまったらしく、周りを見たらどうやらホテルの一室にそのまま運ばれたっぽい…
…あれ、
俺…運ばれてる時に玖音の声聞いたような気が…
玖音が、泣いて見えたような…
そう思ったけど特にいつもと変わらない。
俺が黙って見つめるから「何?」って首をかしげた。
…夢か?
けどどんな内容だったかあんまり詳しく覚えてない。
そうだよな、コイツが泣いてるわけないか…
…てか俺いつの間にか真っ裸だし!!
自分の状況に気づいて布団をかき集めてベッドの壁際に逃げる。
「ま、待って…っ心の準備が…っ」
「そんなの待ってられない」
すぐに壁に追い詰められて欲情した、ギラついてる目に息を飲む。
…俺だって、欲求不満だ。
けど…今抱かれたら溢れて言ってしまいそう。
お前が好きだって……
頭では葛藤してるけど俺の身体は早く触られたくてもう熱くなって火照ってる。
「触るの禁止なんて言われて、僕がどんだけ我慢してたと思う?」
「ひ…っあ」
耳の淵を舐められて思わず声が漏れた。
「もう我慢なんかしてあげない」
「ま…ッ、ぁや、や…あ!」
ぐるんっと壁から離されてベッドに押し倒される。
そのまま耳に熱い舌が入り込む。
それだけでゾクゾクして堪らなかった。
耳に直接やらしい音が聞こえて、響いて、何も考えれなくなる…
「や…っ!やぁ…ッ、待って
…ッん、は…ぁ、も、もっと…
ッ、も、やだぁ…っ!」
自分でも何言ってるのかわかんない。
頭がぐしゃぐしゃになって熱くなって、
やめて欲しいのに、やめないで欲しくて
身体は快楽を求めてぎゅうっと玖音を抱きしめた。
「…だから煽んないでよ…」
耐えてるような声が耳元で聞こえて嬉しくなる。
ねえ玖音、
俺が思うように、
玖音ももっと俺を欲しがってよ…
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