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逃げようとする玖音の腰を足でぐっと引き止める。
「ッ、ほんとに…止まらなくなるから」
俺がこんなことするなんて考えてなかったんだろう。
いつも俺が逃げてばっかで玖音に捕らわれて…って感じだから俺がこんな積極的なのに戸惑ってる。
「…やめなくて…いいよ…」
もう痛みも消えて完全に受け入れるための身体になったし、欲求不満でまだまだ足りない。
玖音だってそうでしょ…?
「やめないで…もっとして…」
「……っ…」
ぐしゃっと髪を乱暴に乱して前髪から覗いた目が欲情した男の顔で嬉しくなる。
腰を乱暴に抱き抱えられて勢いよく打ち付けられる。
「ぁあ!!」
「そんなに言うなら明日立てないくらい激しくしてやる…っ」
「っん、んぁ!はぁ、うぁあ…ッ!!」
その後はあまり覚えてない。
ぷつんと何かの糸が切れたみたいに、激しくなる行為。
脳が揺さぶられて…気持ちよくて…
久しぶりに触れた玖音の体温に全身が悦んで求めて、何度もイって、何度も中に出された。
中がいっぱいになって、抜く度に白濁が溢れ出てそれがまた幸せに感じて何度も求めてしまった。
「はぁ…、はぁ…う…」
少し落ち着いて、二人で息を整えてる時。
ぽろっと涙が溢れて止まらなくなった。
好きな人と繋がる悦びがあまりに幸せで、でも心は苦しくて。
「っ…ぅ…っひく…」
「…和くん?」
嫌だ、見られたくない。
こんな顔見られたらバレてしまう。
近くにあった枕を引っ張って顔を埋める。
幸せなはずなのに。
どうして止まらないの…
「…泣いてるの?」
「ぁ、や…っ」
枕を無理矢理引っ剥がされて目が合った。
優しい目が俺を心配そうに見つめてる。
だめ。
だめなのに。
溢れて止まらない…
「玖音…っ」
「…何?」
「…俺…玖音のこと…っ」
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