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風呂から上がって湯上りの上気した肌が浴衣の隙間から覗く。
笑い声がするテレビを切ってしーんと静まる空間にひどく緊張していた。
初めてなわけじゃないのに…
向かい合って座ってるとぷっ、っと吹き出して気だるげに胡座をかいて俺の顎を引いた。
「っ」
「なんで緊張してるの」
なんでって。
そりゃあ誘ったの俺だし、するのなんてもう何度もしてるけど…
「…俺、慣れてるって思われてるかもしれないけど…自分からとか初めてだから」
「そうなの?」
「自分から誘わなくたって盛ってる人達ばっかだから何もしなくてもよかったし、別に何かしたいと思わなかったから…」
ぎゅっと玖音の浴衣の裾を握りしめて軽く引っ張る。
玖音は俺が遊び歩いてた過去を知ってる。
だからこういうの当たり前にするやつだって思われたくなくて
「…玖音だから、してあげたいって思うだけ」
それだけ告げて太ももを撫でて浴衣を乱す。
貴方が特別なんだって。
それだけはわかっててほしくて。
隙間から覗く白い太ももに身体を折って顔を埋める。
そのまま軽く甘噛みしてトランクスの上を舌ですぅっとなぞった。
「ん…」
びくって玖音が反応して身体を震わせる。
それが嬉しくて心がぎゅってなった。
好きじゃなかったらこんなこと出来ねえよ…
何度も下着の上から甘噛みすると段々硬くなってきて首を持ち上げ始める。
先走りのえっちな匂いと玖音の甘い香りと混ざって、くらくらする…
「ん…はは…おっきくなってきたぁ」
「ッ?!」
顔を上げて視線があってにぃっと笑うと玖音は驚いた顔をして添えてる手の中でドクンと大きく脈を打った。
(あ…反応してる)
耐えるように唇を噛み締めて見下ろす顔が色っぽくて可愛くて、ふふっと笑みが零れる。
俺で気持ちよくなってくれるのがこんなに嬉しいなんて思わなかったな…
徐々に質量を増す雄に身体の奥が疼き始める。
「ちょ…っと、和くん…」
ぐっと頭を押されて引き離されようとするけど、むっと眉を寄せて腰に腕を回して離れないようにする。
「だめ…まだ」
「っ、…ほんと勘弁して…」
心做しか顔が赤くて困ってる表情をしてたけど構わず下着を噛んで下に下げるとまだ完全ではないけど大きいそれが出てくる。
いつも余裕なくてちゃんと見たことなかったけど…いつもこれで中いっぱいにされて…
もうこの時すでに俺は可笑しくなってたのかもしれない。
普段ならこんなこと、恥ずかしくて出来ないのに今は進んで恥ずかしいことやろうとしてる…
いつの間にかトランス状態に入っていることに気づいてるのか自分でもよくわからなかったけど…もうやめれない。
はむっとそれを咥えると「ぅ…っ」っと小さく唸り声が聞こえて先走りの味が広がった。
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